マイホームが欲しい!35年ローンを組むのが可能な年齢は何歳まで?

ローンを組む年齢
マイホームを購入する場合、ほとんどのご家庭が住宅ローンを申し込むことでしょう。少し前までは、「住宅ローンに35歳までに!」といわれたこともありました。実際のところ、現在の日本では「35歳説」が正しいのでしょうか?
今回は、持ち家率データなども見ながら、住宅ローンを申し込む場合の年齢について考えていきましょう。

データから見る「住宅ローンを組む人が多い年代」は?

若い夫婦
昨今では初婚年齢の上昇も影響し、結婚して新しく家を持つ年齢そのものが高くなってきています。一方で、将来的にローンを払い終える年齢を考えるならば、早いに越したことはない、と考えるもの。
そこで、いくつかのデータを参照に、現在の住宅ローン申し込み年齢層について見ていきましょう。

住宅ローンの申し込みをする一般的な年齢は?

国土交通省がまとめたデータ(2017年度)によれば、注文住宅をはじめて取得した世帯主の年齢は、30代が48・1%、40代が26・6%、30台未満が10・5%の順に高い割合でした。また、分譲戸建て住宅においては、30代が55・1%、40代が24・0%、30台未満が12・8%の順でした。
平均すると、おおむね30代で人生初の住宅購入、つまり住宅ローンを組んでいる世帯が多いことがわかります。

ローンの年齢

持ち家率データから見る住宅ローン申し込み年齢層

総務省統計局が毎年調査している「家計調査報告」によれば、2017年度の持ち家率(2人以上世帯のうち勤労者世帯)は、世帯主が29歳以下で33・0%、30代で62・5%、40代で80・1%でした。また、それぞれの割合のうち、ローン支払い中である世帯が、29歳以下で24・2%、30代で46・4%、40代で53・4%でした。
持ち家がありながらローンがない世帯があるものの、半数以上がローンを組んで返済している様子がうかがえます。

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35年ローンであれば45歳までに申し込めばいい!?その理由

銀行の窓口
住宅ローンを使って融資を受ける場合、かなりの高額になる場合が多いです。そのため、20、30、35年と長期にわたって返済をしていくパターンが考えられます。もし35年で住宅ローンを組んだ場合、申し込み年齢は45歳まで可能という話も耳にしますが、なぜ可能なのでしょうか?

住宅ローンの年齢制限をチェック

国内では、さまざまな金融機関が住宅ローンサービスを提供しています。ここで、主な金融機関の申込時・完済時の年齢制限をピックアップしてみました。

金融機関名 申込時の年齢制限 完済時の年齢制限
じぶん銀行 20歳以上65歳未満 80歳の誕生日まで
三菱東京UFJ銀行 20歳以上70歳未満 80歳未満
ソニー銀行 20歳以上65歳未満 80歳の誕生日まで
イオン銀行 20歳以上71歳未満 80歳未満

(各機関公式サイトより。2018年11月現在)
ほとんどの金融機関が、よく似た年齢制限で設定されているのがわかります。

完済時の年齢制限が80歳未満の理由

上記の表で気になるのは、完済時の年齢。多くの金融機関で、住宅ローン契約の際に団体信用生命保険(団信)への加入を求められます。この保険は、万が一契約者がローンを支払いできない状況になった場合、かわりに残高を返済してくれるもので、上限は80歳までです。
つまり、融資した額において返済保障されている最大年齢が80歳であるため、住宅ローンの完済年齢制限も80歳までとされています。

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