テニスボールを使ったいきみ逃し法の注意点
出産のとき、テニスボールがいきみや陣痛の痛みを逃すのにとても役立ったという声は多く聞かれます。しかし、中には出産後に青あざができていたり、かえって痛みを強く感じてしまったりするケースもあるようです。いきみ逃しにテニスボールを使うときの注意点についても確認しておきましょう。
使用してもよいか、事前に病院へ確認を
病院によってはテニスボールの貸し出しを行っているところや陣痛室に用意されているところもあります。また、両親学級や分娩(ぶんべん)時に助産師から使い方についての指導が行われるところもあるようです。しかし、テニスボールを使うことを推奨しないとする病院もあります。いきみ逃しにテニスボールを使ってもよいか、妊婦健診のときなどに医師や助産師に相談しておくようにしましょう。使い方に不安がある場合には、相談するときに合わせて指導を受けておくことをおすすめします。もし立ち会いが可能であればパパにもやり方を予習しておいてもらうと安心ですね。
テニスボール以外の方法も考えておこう
出産時にママができるだけリラックスできるよう、テニスボール以外にもいくつか方法を考え、用意しておくようにしましょう。いきみ逃しにテニスボールがあって助かったという人は多いですが、人によってはかえって不快感をおぼえ、使うのをやめてしまったということもあるようです。テニスボールを使うタイミングやボールを当てる位置、圧の強さなど、ママが望む加減でないとかえっていきみ逃しに集中できなくなってしまうこともあり得ます。念のために、ハンドタオルやお気に入りの音楽、アロマなど、テニスボール以外にもいきみ逃しのための用意をしておくようにしましょう。
おわりに
いきみ逃しをしているときが陣痛の痛みをかなり強く感じるときかもしれません。しかし、赤ちゃんにもママにもいよいよ対面に向けて最後の準備が進んでいる段階です。テニスボールを上手に使っていきみ逃しをして出産の瞬間を迎えましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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