赤ちゃんを出産したお母さんの身体は、産後の疲労の回復と授乳が必要なため、とても空腹を感じやすい状態なんです。かといって、空腹を満たすために何でも気にせずに食べていると、気付けば取り返しのつかないことに・・・なんてことにもなりかねません。今回は妊娠前の体形に戻したい!というお母さんに、いつもの料理に少しのアレンジを加えることで料理をカロリーダウンさせることができる、いくつかのコツを紹介します。
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下ごしらえの方法や使う調味料を変えてみる
カロリーダウンと言っても何から始めればいいのか分からない、料理のおいしさが損なわれてしまうのでは?と考えている人におすすめなのが、次に紹介する方法です。今までと同じ食材であっても、少しの変化だけでカロリーダウンすることができます。
お肉の下ごしらえのコツ
肉の中でも牛肉、豚肉と比べて鶏肉は低カロリーでおすすめです。そうはいっても、いつも鶏肉ばかりだと飽きてしまいますよね。脂身のあるお肉は、脂の部位を下ごしらえでしっかりと取り除くことでカロリーをダウンさせることができます。鶏肉でも皮の部分には脂身が多いため、取り除くと良いですよ。ただ、脂は料理をおいしさくするために必要な要素なので、過剰に取り除きすぎないこともコツです。
油抜きは面倒くさくても省かずに!
厚揚げや油揚げ、がんもどきなどといった加工品には、実は油が多く含まれています。これらの加工品を使う場合は、油抜きを行うことでカロリーをカットできます。油抜きをすることで、味の含みも良くなるためおすすめです。油抜きには熱湯で1、2分ゆでる方法と、少量の場合はザルに乗せて熱湯を上からかける方法があります。
砂糖ではなくダイエット甘味料を!
マービーという甘味料は還元麦芽糖からできており、砂糖と比べてカロリーが約50%カットされています。また、加熱しても風味を損なうことがないため、料理に安心して使うことができますよ。パルスイートもダイエット甘味料のひとつであり、アミノ酸が主体の甘味料です。砂糖と比べてカロリーが90%もカットされているので、ダイエットをしている人にとっては有り難いですね。
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カロリーをカットできる調理方法とは?
一般的には、1番カロリーをカットできる調理方法として「ゆでる」方法が知られています。次に、蒸す、煮る、炒める、揚げるという順番でカロリーを抑えると言われています。今回は、ゆでたり蒸したりする調理法や、それ以外にもカロリーをカットできる調理方法を紹介しましょう。
ささみや野菜などにいい「ゆでる」調理法
ささみや脂の少ない赤身のお肉はゆでるのに適しています。これらをフライパンに油をひいて焼いてしまうと、カロリーは逆に増えてしまうからです。また、きのこや野菜も、フライパンで炒めると油を吸収してしまうため、油を使うことなく調理ができる「ゆでる」調理法がおすすめです。カロリーを抑えることで、おいしさく調理していただきましょうね。
メリットがたくさんある「蒸す」調理法
食材が本来持っている水分と蒸気だけで加熱する調理法である蒸し料理は、風味や栄養分を閉じ込めてくれるため、素材そのもののおいしさを味わうことができます。さらに、蒸すことで食材の持つアクや余分な油を落としながら調理でき、煮崩れもしないため、きれいに仕上げることができるのです。専用の蒸し器が自宅にない場合でも、鍋を使って蒸し料理を作ってみましょう。大きめの鍋に水をはり、その中に茶わんを沈めます。その上に平皿をセットし、水を沸騰させます。沸騰したら平皿に調理したいものを置き、鍋にふたをして蒸していきます。おいしくてヘルシーに仕上がる蒸し料理、一度試してみてください。
肉を網で焼いてカロリーダウン??
これまでおすすめした「ゆでる」「蒸す」ですが、実は脂身の多い肉や魚は「焼く」方がカロリーダウンするには効果的であると言われています。あくまでの目安ですが、豚ロース肉100gは生の状態だと約260kcalです。これをゆでると約250kcal、焼くと約210kcalになるのです。さらに焼くという方法の中でもおすすめしたいのが「網焼き」です。カロリーをダウンさせるには脂をどれほど落とせるか、ということが重要になってくるため、鉄板で焼くよりも網焼きのほうが脂が下に落ちるというわけですね。
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味はそのまま!少しのコツでカロリーダウン
いつも蒸し料理やゆで料理ばかりだと、少し物足りなく感じることもありますよね。たまには揚げ物を食べたい!と思うこともあります。そこで次に、味を変えることなくちょっとだけ余分なカロリーをおさえる方法を紹介します。少しのカロリーですが、ごみも積もれば山となると思ってぜひ試してみてくださいね。
市販のお手軽なルーには注意が必要
スーパーで売っている市販のカレーやシチューのルーは、油脂で固めて作られています。そのまま使って調理すると実はとてもハイカロリーなんですよ。ここでのカロリーダウンのコツは、具材を事前に炒める際に、カレー粉やコンソメで下味をつけることで、煮込む時に使うルーの量を減らすことができるのです。最近ではカロリーを抑えたタイプのルーも売っているので、それを使うのもおすすめです。
鍋は野菜、だしに油断してはいけない
野菜やだしはカロリーが少ないし、鍋物はとてもヘルシーだと思っていませんか?実は鍋の場合、一緒に入れるお肉の脂がだしに溶け込むため、一緒に入れている野菜がその脂を吸ってしまっているのです。さらに鍋の最後の締めに食べる雑炊は格別のおいしさですが、ここにはお肉の脂が全部凝縮されてしまっています。ですので、締めにはだしを全て食べることとなる雑炊よりも、だしを残すことができる麺を選ぶことをおすすめします。
揚げ物料理をする、食べる時のコツ
天ぷらや唐揚げなどの揚げ物料理をする時には、揚げたあとのものは金網ではなくキッチンペーパーの上に置くと良いでしょう。そうすることで余分な油をキッチンペーパーが吸収してくれます。また、揚げ物のお総菜を買ってきた場合はキッチンペーパーを下に敷いてレンジで温めてください。こうやって余分な油を落とすことでカロリーをダウンさせることができますよ。
おわりに
調理の仕方を変えてみる、という方法や調理の過程や下ごしらえ、調味料などを工夫してみる方法を紹介しましたが、いかがでしたか?新しく調理器具をそろえなくてもできる方法を挙げたので、できることから少しずつ実践してみてくださいね。
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わんことうさぎと共にわいわい暮らしている主婦です。
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