退院間近の産後5日~退院日当日
産後の育児疲れを感じ、これからの生活を考えると少し不安に思う方もいるでしょう。不安に感じるところ・疑問に思うことは、入院しているうちに助産師さんに質問して、退院後の不安を少しでも取り除いておきましょう。
退院したあとの生活についてアドバイスをもらう
赤ちゃんにとって適した温度や服装・ベッドの配置等、生活環境について教わります。赤ちゃんのことだけでなく、母体の回復を早めるための体操や、出産で緩くなった膣を引き締めるための軽い筋トレ等、さまざまなことを教えてくれますし、退院後1カ月健診について当日の流れや持ち物等の説明もしてくれます。また、家族計画として避妊方法の指導もあります。
産後の母体に異常がないか診察を受ける
退院日の前日に、子宮の回復具合や会陰切開の傷口の様子を見るために内診があります。そこで特に異常がなければめでたく退院決定となるでしょう。会陰部がかぶれてかゆい等、何かトラブルがあったり欲しい薬があったりする場合には、退院当日でなく診察の時に伝えておいたほうがスムーズです。退院後は病院に来るにも大変なので、今のうちに遠慮なくいいましょう。
退院当日は帰る身支度をするだけ
退院の時間は申告制となり、母親やその家族の都合で決められます。どちらかというと迎えに来てくれる家族の都合が優先されるでしょう。退院当日に母親がすることは退院の帰り支度のみで、あとは助産師さんが母子手帳に必要事項を記入して終わりです。中には退院の祝福としてお菓子等のプレゼントをくれる病院もありますよ!
おわりに
おわりに、入院中の母親はあまり眠れません。なぜなら病室に人が出入りする機会が意外と多いためです。朝昼晩に食事が運ばれてきますし、その他にもお掃除の方が来る、ゴミ回収の方が来る、回診がある、定期的な授乳時間、助産師さんが定期的に様子を見に来てくれる、来客がある等、ありがたい反面まとめて寝る時間がないものです。おなかの中にいた赤ちゃんと一緒に退院できる喜びをかみしめて、退院後の生活の練習と思って頑張りましょう。
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デコレーションケーキ作りが好きな、1児の母です。
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