どうやって母乳をやめたらいい?
母乳をいつやめるかは正解が無く、赤ちゃんとママの状況次第です。そしてそれは、母乳の「やめ方」も同じことです。「卒乳」「断乳」の二つの方法がありますが、どんな違いがあって、どちらの方法をとるべきなのかまとめましたので参考にしてください。
卒乳とは、赤ちゃんが自然に母乳から離れること
赤ちゃんが自らおっぱいにバイバイするのを待つのが卒乳です。赤ちゃんの、おっぱいとのスキンシップによる精神的安心を優先させたい人、乳腺トラブルの軽減を重視する人は自然な卒乳を選択すると良いでしょう。離乳食等でしっかり栄養がカバーされていれば、3~4歳まではおっぱいを欲しがっても問題はありません。デメリットは、ママが薬を服用できないことです。
断乳とは、意図的に母乳をやめること
次の妊娠の準備や仕事復帰などを計画しているママは「断乳」を選択するケースが多いです。身体も妊娠前の状態に早く戻したい、薬も服用したいという人は断乳を選択するのが良いでしょう。デメリットとしては、断乳を行う時に赤ちゃんが精神的に不安になってしまう可能性がある点です。他の方法でスキンシップをとるなど、赤ちゃんが愛情を感じられるようにする工夫が必要です。
共通して言える、注意すべきこと
一般的に、親の都合で選択する「断乳」の方が、ママにとっても赤ちゃんにとってもハードです。しかし断乳でも卒乳でも共通して言えるのは、「ママがしっかりと覚悟をもつこと」です。断乳するなら覚悟をもってしっかりと赤ちゃんに言い聞かせ、卒乳を選択するのであれば、「まあいいか」ではなく、赤ちゃんが自然と卒乳するまで愛情をもって見守りましょう。
おわりに
母乳をやめることは、ママにとっては少し寂しいと感じる人もいるかもしれませんが、これは赤ちゃんが成長する大切なステップです。栄養面では半年を過ぎたら離乳食等で補えば問題ありませんので、あとは赤ちゃんとママがしっかり相談し、状況・気持ちを踏まえた上で最適な方法で「バイバイ」できるようにしましょう。
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お酒が好きですが育児もがんばっています。
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