噛むことの楽しくなる献立を考えてみましょう
食事の時間に、よく噛みなさい!といってばかりいては、食事が楽しくなくなってしまいますよね。そんなこといわれなくても、ついつい楽しくて噛んでしまうような献立にするのも、そしゃく力のアップには効果的ですよ。
食材の切り方を変えて食感を楽しむ
例えば大根をサラダに入れるときなどは
- 千切りにするのではなく輪切りにしてかじって食べるような形で出す
- 大根をラディッシュに置き換えて丸ごとそのままで出す
- ピーラーでむいていつもと違う食感に
同じ食材でも、切り方でいろいろな食感にできますので、飽きずに噛んでくれます。
違った食感のものを一緒にする
スープやサラダに大きめのクルトンをトッピングすると、違った食感を加えることができますよね。また、ハンバーグや肉団子を作るとき、できあがった肉だねに、もやしや、さいの目に切ったレンコンを混ぜ込むことで、味はそのままに、柔らかいのにシャキシャキする面白い食感にすることができます。いつもの味でも、違った噛み心地を楽しめる献立にしてみましょう。
おわりに
子どものことになると、親はつい必死になって頑張ってしまいがちです。でも、必死で頑張っている親を見ている子どもは、どこか萎縮してしまっているもの。噛む時間、つまり食事の時間は楽しくすごしたいですよね。焦らずに子どもの発達に合わせて献立を考える、それが将来の子どものそしゃく力にもつながっていくのではないでしょうか。
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40代前半。15年間の義両親同居のモラハラ生活を経て離婚、現在は15歳の長男と10歳の次男と3人で暮らしています。子どもたちにはそれぞれ特徴のちがう発達障害があります。離婚後、保育士資格を取得し、いかに自立していくかを模索中です。
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