日常でできる子どもの低体温改善策
自分の子どもが低体温だとわかっても、どうやって改善したらいいのか悩みますね。実は、低体温は日常生活に少し気を使うだけで改善することができるのです。最後に、今すぐできる低体温の改善策を三つ紹介します。
1日1回は外で体を動かして遊ぶ
体温は、筋肉で作られるため、低体温を改善するためには筋肉をつけることが大切です。小さな子どもならば、外遊びの時間を増やすだけでもいいでしょう。忙しい小学生ならば、移動を車から徒歩に変えてみるだけでも運動量は増えます。日中に日に当たることは、体内時計を正常に動かすために必要なことであり、質のいい睡眠をとることにもつながるのです。体を動かすと体が熱を作ります。そして、暑く感じれば汗をかいて熱を放出するのです。体が体温を上げたり下げたりすることで、自律神経が働き、低体温を改善するでしょう。
朝は朝食を食べて排便をする
朝の体温は、朝食を食べることで上げることができるでしょう。低体温は、内臓が冷えている状態のため、腸の動きが鈍くなっています。低体温の子どもの多くは便秘に悩まされています。朝食を食べることで朝の腸を動かし、排便のリズムを体に覚えさせてみましょう。親が朝食を食べない家庭は、子どもも朝食を食べない傾向があります。まずは、ヨーグルトやシリアルなど手間がかからないメニューを取り入れて「朝食を食べる時間」を確保しましょう。
早寝早起きを家族の習慣にする
低体温は、自律神経と関係があります。エアコンの使い過ぎは、自律神経に悪影響を与えるといわれています。しかし、近年の猛暑でエアコンを使わない生活は考えられません。あまり冷えすぎないようにエアコンは上手に使うようにしましょう。
自律神経は生活リズムとも深い関係があります。体温が下がるはずの深夜に起きていれば、自律神経は乱れてしまいます。早寝早起きを心がけ、規則正しい生活が大切です。子どもは、自分一人だけが早く眠ることを嫌がります。親も早く寝ることは難しいことですが、早寝早起きを家族みんなの目標にしてみましょう。
おわりに
低体温の子どもは、落ち着きがなかったり、無気力になったりするといわれています。しかし、子どもが落ち着かないときに「低体温が原因かしら」とはなかなか気がつかないものです。子どもの異変に気がついたときには、さまざまな視点から原因を考え、素早く対処してあげたいですね。まずは日常からできる冷え性から改善していきましょう。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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