産後の虫歯を防ぐにはどうすればいい?
妊娠中、産後と虫歯の原因はたくさんあります。では、虫歯を防ぐために出来る事はないでしょうか。産後、虫歯の恐怖に怯えなくても良いように、妊娠中から気をつけるべきことをまとめてみました。お口の健康は、体全体の健康にも直結していますので、虫歯ゼロを目指しましょう。
妊娠中からオーラルケアを怠らない!
口腔環境を整えるために一番大切なのが、毎日のケアだと言えます。歯磨きはもちろん、デンタルフロスやフッ素配合の洗口液なども使って徹底的にお口の中を清潔に保ちましょう。つわり中は、「歯磨き粉を使わない」「歯ブラシのヘッドを小さめにする」「電動歯ブラシを使う」などの工夫も必要かもしれません。出来る時に出来る限りのケアをしていきましょう。
歯医者さんで定期検診をしてもらう
産後も続けて定期検診を受けましょう。産後は虫歯のほか、歯周病にも注意が必要です。歯周ポケットのチェックや、歯石の除去、歯磨きのアドバイスなどをしてもらうことでお口の健康を保ちます。子育てが落ち着いてから歯医者に行こうと思っていると、虫歯が悪化してしまう事もあります。3カ月に一度くらいの頻度で定期検診は欠かさない様にしましょう。
キシリトールガムなどを活用するのもおすすめ
つわりがひどくてどうしても歯磨きが出来ない時や、産後にどうしても間食が多くて歯磨きが追いつかない場合などには、虫歯菌の活動を抑えるキシリトール配合のガムやタブレットを活用することをおすすめします。ガムを噛んでいると、唾液の分泌量が増え、口腔内を清潔に保つことも出来ます。ガムはお砂糖が入っていない、キシリトール100%のものを選ぶようにしましょう。
おわりに
産後は赤ちゃんのことを第一に考えた生活になります。しかし、ママの健康も赤ちゃんにとってはとても大切な事です。「定期健診のために歯医者へ行く時間なんてない!」と思われるかもしれませんが、虫歯になってしまってからでは、長期に渡って通院しなくてはならない場合もあります。それでしたら、数カ月に一度、歯医者さんにお出かけする方が、都合がつきやすいと思いますよ。
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小学生と高校生の2人の男の子の母です。海の近くに住んでいます。
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