親が絶対にしてはいけないこと
例えば自分がサッカーをやっていたから子どもにサッカーをやらせたいと思うことは多いです。親子で共通のスポーツを楽しめれば家族のコミュニケーション活性化にも役立ちます。しかしスポーツに興味があればあるほど気をつけたいこともあるのです。
子どもに無理をさせない
明らかに子どもがサッカーを好きではないのにそれを無理やりやらせ続けるのは避けましょう。スポーツを続けていく中でその面白みに気がつく場合があるため、最初の段階で消極的であってもそれほど問題はありません。しかし練習をしていく中でやっぱり興味がなさそうだと気がついた場合には、無理やり続けさせるのではなく習い事を切り替える選択が求められることもあります。
第2の指導者にならない
自分で思うことがあったとしても、スポーツについての指導は基本的に監督やコーチに任せましょう。「次の試合は何としても勝たなければだめだ」「あんなプレイでは良くない」など親が熱心になりすぎるのはよくありません。保護者が頭ごなしに子どもを叱れば、子どもの自主性ややる気がどんどん失われていってしまいます。
コーチや監督の文句を言わない
子どもがスポーツで自身の能力を高めていくためには指導してくれる人が絶対に必要です。子どもと指導者との間で信頼関係が築けていなければ子どもは安心して指導者の言うことを聞いて成長していくことができません。そのためもし思うことがあったとしても「コーチの説明の仕方が分かりにくい」「あんな指導の仕方じゃ勝てないよね」「パパの方が上手」など、信頼関係を失わせるような発言は避けましょう。
おわりに
種目によらず、子どもがスポーツを習っていると、繰り返し練習してすることで記憶や体力、コミュニケーションスキルなどさまざまな能力が身につきます。親の負担が大きすぎないか、子どもに期待しすぎてはいないか、指導する立場の人を信頼できるかなどを総合的に判断して、子どもが習うスポーツと向き合っていきましょう。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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