子育て中のママやパパが取得するには?
自らの子育てにも役立つ「育児セラピスト」の資格。このような資格を取得するとき、難易度の他に気になるのが費用や拘束時間です。子育て中のママにも人気がある資格だけに、受講中「子どもをどうするか」は重要な問題です。手軽に受講できる「育児セラピスト前期課程(2級)」を中心に考えてみました。
受講費用は前期課程(2級)で5万円!
「育児セラピスト前期課程(2級)」の取得にかかる費用は、5万円です。この中にテキスト代なども含まれていますが、決して安くはない費用だと言えます。さらに専門性の高い「育児セラピスト後期課程(1級)」の費用は15万円、「育児セラピスト・シニアマスター講座」の費用は通常カリキュラムが16万円、特別カリキュラムが17万円となっています。
朝から夜までの講義を受講する必要があります
1日講義を受けるだけで取得できる前期課程(2級)ですが、10時から18時までと拘束時間は長めです。また7都市でのみ開催しているので、他の地域に住んでいる方については、さらに長い移動時間も必要になります。託児サービスなどもありませんので、子育て中のママが受講する場合は、おばあちゃんやおじいちゃんなど、預けられる場所を確保する必要があります。
手軽とはいえ、しっかりと計画をたてましょう
現在、前期課程(2級)の講義が行われているのは、東京、大阪、福岡、名古屋、北海道、仙台、京都の7都市となっています。各地方の中心となっている都市で行われていますが、やはり講義時間の長さも考えると、開催都市以外に住む子育て中のママが受講するにはハードルは高めかもしれません。電車の時間によっては、宿泊をする必要もあります。受講する際には、子どもの預け先、家族の理解、そして費用について、計画をたててから実行することをおすすめします。
おわりに
日々すくすくと成長していく子どもたち。初めての子どもでも、2人目以降でも、子育てには不安がつきものです。子どものことを考えると、育児の正しい知識を身につけられる「育児セラピスト」はママにとって魅力的な資格です。また自分の子育てが一段落して再就職をする場合に仕事の選択肢が増えるかもしれませんね。出産後よりは時間の自由が利くときに取得しておくことをおすすめします。試験内容などについては、2017年3月現在の情報ですので、受講の際には公式サイトを確認してください。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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