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食中毒の予防について
ではどのようにすれば食中毒を防ぐことができるのでしょうか。これは厚生労働省がわかりやすくまとめています。
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まず、「つけない」
食事の前によく手を洗い、汚れを持ち込まないようにします。これだけでも、食中毒になる可能性は大きく下がります。また、肉や魚を切ったまな板で野菜を切ることもやめましょう。菌類が、生で食べる野菜にくっついてしまいます。包丁やまな板を変えることができればベストですが、それが難しいということであれば、マメに洗って使いましょう。
次に、「増やさない」
菌類は、高温多湿の場所でよく発生します。また、マイナス15℃を下回る状況では、増えることができません。そのため、今日使う以外の食材は冷蔵庫や冷凍庫で保管しましょう。肉や魚、野菜の常温放置は避けます。(もともと「常温放置でも大丈夫だ」としているものを除きます)
意外に思われるかもしれませんが、細菌やウイルスは非常に暑さに弱いという特徴を持っています。そのため、肉ならば、中心部が75℃以上となるところで1分間以上加熱し続ければ多くの細菌やウイルスは死んでしまいます。「食材の賞味期限が少し怪しいときは、加熱してから食べよう」となるのはそのためです。
買い物自体に留意することも大切です。できるかぎり賞味期限の新しいものを選びましょう。また、生鮮食品は一番終わりにカゴに入れるようにします。梅雨や夏の時期は食材が傷みやすいので保冷バッグを持参して入れておくと安心ですね。食べる前には手を洗いましょう。また、残ってしまった食品は、色や匂いなど少しでも怪しい雰囲気を感じたらすぐに捨てるようにしてください。
子どもの食中毒について
子どもは体力がないため、数回吐くだけで疲れ切ってしまうことがあります。また、吐くと水分などが抜け落ちてしまいます。そのため、食中毒にかかってしまった場合は、水やスポーツドリンク(子ども用のもの)を与えて脱水症状を防ぎましょう。体重が8キロくらいの子どもの場合は、560~800ミリリットル程度の水分が必要になります。
食欲がなかったり、下痢がずっと続いていたり、熱が出始めた場合はすぐに小児科へ行きます。専門的知識がない人の場合、子どもの状態を見ても何が原因かわかりません。また、間違った初期手当をしてしまう可能性もあります。そのため、できるだけ早く病院に行ってください。
おわりに
食中毒は、甘く見ているとひどい苦しみを味わうことにもつながります。特に小さい子どもは症状をうまく伝えることができないので、外出後やご飯の前には手洗いや除菌をするように心がけましょう。
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