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2歳差兄弟のデメリットは?
もちろんメリットだけではなくデメリットも存在します。そちらもみていきましょう。下の子がある程度成長すると、喧嘩が絶えない日が続くことが多くなります。
年齢差が2歳差だと上の子の「お兄ちゃん・お姉ちゃん」といった意識があまり強くなく、下の子も上の子のことを兄弟というより友達のような関係でみていることがあります。そのため、ささいなことですぐに喧嘩になり、パパやママが喧嘩の仲裁に入るということも珍しくありません。体力面でそこまで大きな差がないということも挙げられます。
また、上の子のトイレトレーニングが途中の時、あるいは「そろそろかな」と考えているうちに2人目が産まれます。下の子のお世話もあるので、トイレトレーニングが進まないというデメリットが起きる可能性もあります。
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なぜ、3歳差以上ではないの?
ご紹介してきたようなメリット・デメリットのある2歳差兄弟ですが、なぜ最も人気があるのでしょうか。それには3歳以上の差があると以下のような理由が考えられるからです。
上下関係がはっきりしてしまう
歳が近いと同じレベルで遊びができると言われていますが、3歳差になると、上の子は「お兄ちゃん、お姉ちゃん」として下の子を扱うようになります。その方が「面倒見がよくて親が楽だ」という意見もありますが、歳が離れてしまうと、兄弟ではっきり上下関係ができ、一緒に楽しんで遊ぶことが難しくなってきてしまいます。これは、歳の差が離れれば離れるほど顕著になると言えるでしょう。
出産の負担が大きく感じる?
ママも久しぶりのお産で陣痛のつらさは忘れてしまっている傾向にあり、その感覚や経緯も新鮮に感じます。体はきちんと覚えているので安心はできますが、そのようなことから3歳差だと初産に近い感覚と言われており、精神面や体力面での母親の負担が大きくなってしまいます。
イベントが重なるのでお金がかかる?
他にも、3歳以上の差が開くと入園・入学が重なることが多くなり、洋服代や入学金などの進学準備費用が同時に必要で一気にまとまった出費が出てしまうことや、受験時期になると受験シーズンがかぶるなど、それぞれの子どものケアが大変になってきます。
おわりに
人気の2歳差兄弟についてご紹介しました。年齢差によって、子育ての負担は大きく変わってくるので、夫婦でよく話し合い、しっかりと計画を立てていくことはとても大切です。なぜ2歳差にしたいのか、生活面、経済面、妊娠するにあたってのママの体力面など、さまざまな視点から子どもの年齢差について考え、自分たちの考え方に1番合ったスタイルを見つけられるとよいでしょう。
しかし、子どもは授かりものなので、何歳差にしようと決めたからと言って、必ずその通りに生まれてくるものではありません。もしも計画通りの歳の差にならなかったとしても、がっかりせずに、生まれてきたお子さまに合った育児をしていくことも大切です。それぞれのご家庭にあったベストなスタイルで、新しい命を迎えてくださいね。
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