負担を少なく母乳をやめる方法とは?
断乳する時期が決まったら、家族みんなが負担なく授乳をやめられる方法が知りたくなります。泣かれるのに根負けして一進一退を繰り返すこともありますが、段階を踏んでいくと比較的楽に断乳ができるようです。
授乳頻度を減らし、授乳タイミングを決める
断乳する際は、朝、寝る前、夜中に1回、など授乳の頻度が落ち着いてきていることが目安です。少しずつ昼の授乳回数を減らしたり、夜の授乳をやめてみたりして赤ちゃんの様子をうかがいながら進めましょう。また、いつでもおっぱいがもらえる、という状況から授乳は食後だけ、寝る前だけ、などルールを決めて与えるようにするなど徐々に断乳へ向けた授乳ペースを作っていきましょう。
声かけをして断乳の心づもりをする
子どもにとって断乳は大きな環境の変化です。どんなに月齢の低い子どもでも、断乳する際は「あと◯日で終わりだよ」と何度も断乳の声かけをして心の準備をしてもらいましょう。
それでも最初は泣いてしまうことも多いため、おっぱいの調子や赤ちゃんの機嫌のよい日に断乳に挑戦するのがいいでしょう。どれくらいの時間がかかるかわからないので週末や連休に断乳を始めるのがおすすめです。
子ども、おっぱいのケアも忘れずに
もう断乳しよう、と決めたらそこで急に授乳をストップするのはよくありません。断乳後もしばらくは母乳が作られるため、乳腺炎予防などのためにもたまにマッサージをしたり母乳外来を受診したりなどのおっぱいケアが必要です。
また、産まれたときから飲んでいたおっぱいがなくなるのは子どもにとってつらいことです。今まで以上に声をかけたり一緒に遊んだりとスキンシップに努め、子どもが不安定にならないように気を付けましょう。
おわりに
離乳食は1歳から1歳半くらいで終わることが多いようですが、いつまでに断乳すべきか明確な指針があるわけではありません。赤ちゃんの様子を見つつもう終わりだよ、とお知らせをしながらスムーズにおっぱいを卒業できるとよいですね。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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