「食物アレルギーでも、おやつにはできるだけいろいろなお菓子を食べさせてあげたい」それは、食物アレルギーのある子どもをもつ、親たちの共通の思いではないでしょうか?ここでは小さな子どもにアレルギーが多い「卵」「乳」、菓子作りによく使われる「小麦」について、その代用品のアイデアと代用品を使ったレシピをご紹介します。
「卵」アレルギー対応の簡単おやつ
幼児の食物アレルギーの中で一番多いのは何といっても「卵」アレルギー。小学校入学までには9割の子どもが食べられるようになるという厚生労働省のデータもありますが、一方でアナフィラキシーショックを起こしやすいアレルゲンの中にもその名が登場する食材です。
卵の代用品は役割別に考えるのがポイント
卵はお菓子に、コクや黄色い色、ふんわり食感、そして照りを与えるなどの役割をしますが、卵除去レシピでは、黄色い色をつけるためにカボチャを粉末状にしたカボチャパウダー、コクや照りを与えるために牛乳や豆乳を多く用います。また、ホットケーキミックスを上手に利用することで卵を使用しないでもふんわりとした食感の焼き菓子を作ることも可能です。
カボチャパウダーで黄色く色づけ「簡単プリン」
材料
作り方
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卵×乳アレルギーにも安心「カスタードクリーム」
材料
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「乳」アレルギー対応の簡単おやつ
「乳」は卵に次いで小さな子どもにアレルギーの多い食材です。また、牛乳はチーズやバター、ヨーグルトや練乳など加工品としての種類が多いのも特徴で、市販のほとんどの洋菓子には何らかの形で含まれているため、除去のためには手作りがかかせません。
乳製品の代用品といえば豆乳製品
「牛乳」の代わりといえば「豆乳」というくらい豆乳はポピュラーな代用品。豆乳からホイップクリームやヨーグルト、チーズなども作ることができます。ただし、牛乳と豆乳ではどうしても風味は異なりますので、豆乳風味の合うスイーツを選んで作りましょう。また牛乳の代わりに豆乳を使う場合は、砂糖などが添加されている調製豆乳ではなく素材そのままの無調整豆乳を使いましょう。
豆乳風味のクリームで作る「お誕生日ケーキ」
材料
作り方
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乳×卵アレルギーにも安心「簡単ドーナツ」
材料
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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