朝に勉強すると成績が上がる?朝勉強のメリット、デメリット

朝勉強のパフォーマンスを上げる方法

良質な睡眠
朝勉強のデメリットは、睡眠時間をしっかり確保し、夜は軽く教科書を読む程度の復習時間を設けることで解消できるでしょう。こうした対策にプラスして、朝勉強のパフォーマンスを上げるふたつの方法を試してみてください。

朝のルーティンを作る

朝勉強の一番の問題点は、なかなか起きられないこと。わかっていても、早起きを習慣にするのは大変です。子どものモチベーションを上げるためには、朝起きたときの楽しいことを用意する必要があります。例えば、血糖値を上げるための甘いもの、早起きするともらえるシール、といったご褒美もよいでしょう。そして、勉強だけではない、朝の活動ルーティンを作っておくことです。起きてトイレにいき、生き物にえさをやる、ストレッチをする、お父さんを起こす、でもいいです。子どもひとりにやらせないで、大人も一緒に活動につきあってあげましょう。

睡眠の質を上げる

睡眠時間の確保とともに、睡眠の質を上げることで、朝の目覚めがすっきりします。よく言われることですが、寝る直前までテレビやパソコンの画面を見ることは、NGです。寝る時間までに、脳と身体を十分リラックスさせることが大切。お風呂に入ったり、寝室の明かりを暗くしたり、工夫してください。成長期の小学生にとっては、昼間の活動量を増やすことも重要です。身体を動かしてあそぶ時間もしっかり取ってあげましょう。大人が大きな音でテレビをつけていたり、忙しく動いていたりしては子どもも落ち着きません。家庭全体で取り組んでみてください。

おわりに

朝、勉強をすることは、子どもにとってメリットが多い習慣です。ただし、効果を生むには、十分な睡眠時間の確保が大前提。朝も昼も夜も勉強では、子どもも嫌になってしまいます。しっかり食べて、いっぱいあそんで身体を動かし、夜はぐっすり寝て、朝はやく起きる。こうした基本的な生活リズムを整えてから、チャレンジしてください。朝勉強は大人にとってもよい習慣です。子どもと一緒に取り組めば、親子のコミュニケーションにもなります。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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