育児も一人目を経験していれば、二人目は余裕だと思われがちですが、実際はいろいろな面で違いがあります。母乳育児もその一つです。一人目は母乳を飲んでくれたのに二人目はなかなか・・・、またはその逆だったりとママも大変!でも、「兄弟でも違うんだ」と最初から考えていれば、すんなり受け入れられるのではないでしょうか。一人目、二人目の母乳の違いや対処法などをお伝えします。
一人目と二人目、こんなにも違うもの?
一般的に、一人目の子どもで授乳を経験すると、二人目(以降)の育児は多少余裕が感じられることもあり、二人目の母乳育児は比較的スムーズに始められるママが多いのではないでしょうか。しかし、飲む量が一人目と比べて少ない、時には全然飲んでくれないなどの壁にぶつかることも。ママの体も一人目の子のときと比べると年を重ねていることもあり、思うように母乳が出ないこともあります。
兄弟とはいっても性格・おっぱいの飲み方は一人一人異なりますし、育児も十人十色です。実際に一人目・二人目での母乳育児の違いを経験したママの声をお伝えします。
体験談1:一人目はほぼ母乳、二人目は混合
「二人目の子は母乳の出が悪く、しばらくは母乳とミルク混合であげていました。一人目の子のときは授乳中に吸わせていない方からあふれてくるくらいだったのに、二人目ではそんなことはありませんでした。」
一人目はあふれるほどに出ていた母乳も、二人目ではあまり出なかったというママ。それでも完全にミルクにはせず、頑張って母乳もあげていたのですね。赤ちゃんが飲む・飲まないという違いだけでなく、母乳の出にも一人目・二人目で違いがあることが多いのかもしれません。
体験談2:一人目完全ミルク、二人目母乳
「一人目の子は初乳だけあげて、あとはミルクをあげていました。よく飲む子だったのでミルク代が大変なことになり、二人目は母乳で頑張りたいと思っていました。二人目が生まれて、最初2カ月くらいまでは出が悪くて落ち込むことも多かったですが、マッサージしたり赤ちゃんにも吸ってもらったりしていたら徐々に出るようになり、結果的に完全母乳で育てられました。」
一人目では初乳以外ミルク、二人目は完全母乳というママでした。なかなか最初から思っていたとおりに母乳が出ることはあまりないのかもしれません。決して無理をする必要はないですが、母乳をあげたいけど出ないという場合は、マッサージなどをまず試してみるとよさそうです。
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一人目は出たのに、母乳が出ない理由
一人目で母乳育児を経験している方は特に、「二人目もきっと問題なく母乳育児できるはず!」と思ってしまっているかもしれません。でも、実際は必ずしもそうとは限りません。一人目は問題なくできていた母乳育児、スムーズにいかない理由はどこにあるのでしょうか。
まだ若くても体は確実に年を重ねている!
一人目の子を生んでから、3~4年くらいあいてから二人目の子となると、その分ママの体は確実に年を重ねています。慣れない育児で体力も使って、日々体に蓄積された疲れを感じているママもいるかもしれません。また、上の子との年齢差があまりなく、まだまだ手がかかる年齢であると、上の子のお世話も忙しく、ママがゆっくり休めていないことも母乳の出に影響していることが考えられます。
決して無理しすぎず、たまにはパパに育児をお願いして、リフレッシュ時間を作れるといいですね。
水分・食事が不足しているのかも?
母乳は血液が原料となって作られますが、サラサラした見た目からもわかるとおり、水分も必要になります。また、水分を摂ることで血液もサラサラになり、おっぱいはもちろん全身に血液が行き渡り、母乳も作られやすくなります。水分は汗や尿としても失われますし、「のどが渇いた」と感じる前に、こまめに補給するようにしましょう。
また、日々の食事も水分と同じくらい大事ですが、育児中は子どもたちの食事で手一杯、ママの食事は適当…なんてこともあるでしょう。ママの元気な体作りには、栄養バランスの整った食事も不可欠だということを忘れないでくださいね。
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