府経済社会総合研究所国民経済計算部評価によると、専業主婦の無償労働評価額は、なんと1年で304.1万円にものぼるということです。そこで「主婦休みの日」というものが提唱されているのはご存じでしょうか?家族みんなで主婦の仕事について認識し、丸一日家事から解放される日を作ってみましょう。
「主婦休みの日」ってなに?どんなもの?
「主婦休みの日」とは、サンケイリビング新聞社が提唱している記念日です。家事・育児を毎日がんばっている主婦(または主夫)が気兼ねなく家事を休んで、リフレッシュして、有意義な時間が持てることを推奨しています。
提唱されている日は年に3日です
サンケイリビング新聞社により、1月・5月・9月の25日が「主婦休みの日」として日本記念日協会に登録されました。日にちは年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなど主婦が特に忙しいと思われる期間の後に設けられているそうです。主婦が家事を休んでリフレッシュするだけでなく、家族みんなが主婦の価値を再認識する日でもあります。
さまざまなイベントやプロジェクトが展開されます
2017年1月には、サンケイリビング新聞社で普段家事に慣れていないパパ向けに家事講座が開催されました。男性ならではの特性を生かした考え方で教えてくれるのが特長です。夫婦間ではつい文句ばかりいってしまって、上手に家事を教えられないという方は、次の開催の際にぜひパパに参加してもらいましょう。他にも主婦休みを応援するさまざまな催し物が企画されていますのでぜひチェックしてみてくださいね。
パパと子どもが一緒に過ごせる機会でもあります
「主婦休みの日」は、主婦がリフレッシュするだけでなく、普段なかなか子どもとコミュニケーションをとる時間がないパパと子どもが一緒に過ごせる貴重な1日でもあります。パパと子どもで協力して家事をしたり、パパと一緒ならではのお出掛けや体験をしてみたりと、楽しい1日が過ごせるといいですね。当日に向けてパパと子どもで計画を立てるだけでも、もうワクワクしてきますね。
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夫婦間で決めておくべきことは?
せっかくの「主婦休みの日」。でも夫婦でその1日に対する考え方が違い、不満がたまってしまうようでは台無しですよね。「主婦休みの日」を実行できることになったら、お互いが気持ち良く1日を過ごすために、あらかじめ夫婦間でルールを決めておきましょう。
緊急事態でなければ、なるべく電話やLINEはしない
せっかくお家や子どものことをお任せしたのに、「あれはどこにあるの?」「「これはどうしたらいい?」などと頻繁に電話がかかってきたら、お休みの1日を満喫できませんよね。日ごろから、家事の道具や子どもに必要なもの・ミルクの作り方など子どものお世話などの情報を交換し、当日に困ることがないようにしておきましょう。また出掛ける方もつい細かなことが気になってしまうかもしれませんが、信頼してお任せするようにしたいですね。
帰宅時間は決めておいたほうがいいかも
出掛けたママが早く帰ってきてしまって、家の中がまだめちゃくちゃな状態だったらどうでしょう?リラックス気分も吹き飛んでしまいますね。逆にママが羽を伸ばしすぎてなかなか帰ってこないと、家族はやきもきしてしまいます。お出掛けの際には、大体の帰宅時間を決めておくといいですね。夕方帰ってきたら、パパと子どもたちで作った夕食が待っている…なんていうのもすてきです。もちろん後片付けもお任せです。
無理せず独自ルールを作ってみても
「主婦休みの日」が決まっているからといって、絶対その日でなければならないというわけではありません。ご夫婦の都合に合わせて、制定されている日に近い日にちから選んでみるといいでしょう。子どもの手のかかり具合、パパの家事育児レベルなどによっては丸一日が大変なら、最初のうちは半日休みなどから慣れてもらってもいいですね。「夕食作りをお休み」だけでも主婦にとってはうれしいことです。
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3歳の息子を育児中のシングルマザーです!製菓専門学校を卒業し、子供とお菓子作りが趣味です!
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