2歳になって歯磨きを嫌がる？ おすすめのやり方はこれ！

ぬいぐるみやママと歯磨きごっこをする

ママが「歯磨きをしなさい！」というと「イヤだ！」と拒絶する子どもも、ぬいぐるみを使って「○○ちゃん、歯磨きしようよ」と声をかけるとやる気になることがあります。2歳ぐらいの子どもは、自分のまわりのものすべてが、自分と同じように意識をもち、意志をもっていると考えています。そのため、ぬいぐるみや人形を使って歯磨きごっこをするのは大変有効な方法です。

また、何でも自分でやりたがる2歳児の特徴を利用して、「ぬいぐるみの歯を磨いてあげよう」と誘ったり、「ママの歯を磨いて」と聞いてみたりすると喜んで歯ブラシをもって磨くまねをしてくれます。その後で、「今度は○○ちゃんの歯を磨いてあげるね」というと、スムーズに仕上げ磨きまで誘導することができます。「○○ちゃんのお口の中にバイ菌さん、見つけた」「お口のバイ菌さん、○○ちゃんの歯をかじっているよ」などと、声かけするのも効果的です。

お気に入りの歯ブラシや手鏡をもたせる

子ども用の歯ブラシはたくさんの種類が出ていて、色やプリントされているキャラクターもさまざまです。歯ブラシを買う時にお子さん本人に選ばせるなどして、お気に入りのものを見つけさせましょう。また、仕上げ磨きの間、自分が何をされるかわからないことが恐怖心を助長します。手鏡をもたせると、自分の口の中を見ながら仕上げ磨きができるので、恐怖心を抱かせずに歯磨きできます。

ご褒美シールを活用する

きちんと歯磨きができたら、たくさんほめてあげましょう。それが次の日の意欲へとつながります。また、「歯磨きできたら、カレンダーにシールを貼ろうね。」とお気に入りのシールを使った提案をすると、意欲的に歯磨きに向かうことができます。
また、自分でも「昨日も歯磨きできた」「毎日歯磨きしている」と日々の成果が目に見えるので、子どもの自信にもつながります。

毎日の歯磨きに

子どもの歯、毎日ちゃんと磨いているつもりでも意外と汚れが残っているかもしれません。歯磨き粉を使って磨きたいけれど、子どもが飲み込んでしまうのが心配、口をゆすぐのも苦手だし…という方におすすめなのが、子ども用粉状歯磨き粉ブリアンです。

おわりに

なかなか歯磨きをしてくれないと、つい力で押さえつけて無理やり磨いてしまったり、しかってしまったりします。しかし、そのことから「歯磨きはイヤなもの」と学習してしまうと、歯磨きを習慣化するのがとても難しくなります。

体をただ押さえつけるのではなく、歯磨きの後にはくすぐったり、抱っこしたりと、スキンシップをするだけで歯磨きタイムが楽しい時間へと変わります。歯磨きをしぶるお子さんに付き合うのは根気がいりますが、虫歯になって痛い思いをしなくてもよいように、楽しく歯磨きをする工夫を心がけましょう。

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