保育園と幼稚園の違いとは?どっちが良いの?

良ければシェアをお願いします。

紙芝居を読む先生

ご両親がお仕事をされている場合、預かってくれる時間が長い保育園といった考えが定着されていますが、現在では預かってくれる時間が長い幼稚園も増えてきました。では、実際に保育園か幼稚園かを選ぶ際には、何をポイントに選べばよいのでしょうか。ここでは、保育園と幼稚園の具体的な違いを紹介します。

スポンサーリンク

保育園について

保育園の朝のお別れ

保育園には、認可保育園と認可外保育園の2つがあり、認可保育園は国が定めた基準である施設の広さや職員の数、給食設備、衛生・防災の管理が万全かなどの条件を満たし、都道府県知事に認可された施設のことを指し、一方で認可外保育園は、国が定めた基準である条件を満たせず、認可が下りなかった施設を指します。

入園条件・

内閣府の「子ども・子育て支援新制度なるほどBOOK」によると、認可保育園への入園は下記の保育を必要とする場合のいずれかに該当することが必要となります。

  • 両親の就労(フルタイムのほか、パートタイム、夜間、居宅内の労働など全ての就労を含む)
  • 妊娠・出産のため
  • 保護者に病気や障害がある
  • 同居または長期入院している親族の介護や看護をしている
  • 災害復旧
  • 求職活動のため
  • 就学のため
  • 虐待やDVの恐れがあるため
  • 育児休業取得中に、すでに保育を利用している子供がいて継続が必要であるため
  • その他市町村が認める場合
  • また、入園できる年齢は0歳児から小学校就学前までとなっております。認可保育園の場合、お住まいの自治体である保育課の窓口に申請をし、審査が通れば入園となります。認可外保育園の場合は、直接各保育園に申し込みしてください。

    保育内容

    保育園は保護者に代わって預かる児童福祉施設です。保育園での保育内容は各施設により異なりますが、低年齢の場合は歯磨きやトイレトレーニングなどの生活面での指導を行う施設や、そのほかにもひらがなや数字の書き方などの学習指導がされる施設もありますが、基本的に自由遊びの時間が多いのが特徴です。

    保育時間・日数

    認可保育園では原則として8時間から最大11時間まで預けることが可能で、日数の基準はなく、日曜日と祝日以外は基本的に預けることが可能です。預けられる時間は、保護者の就労時間によって異なっており、月120時間以上であれば最大11時間まで預けられることが可能な保育標準時間が認定され、月120時間未満であれば8時間まで預けられることが可能な保育短時間が認定されます。

    費用

    保育園にかかる費用は、お住まいの自治体と収入によって異なります。つまり、収入が高ければ高いほど、保育料はあがります。認可保育園の場合、国からの補助金が適用されるため保育料は安いのが特徴ですが、認可外保育園は、民間での運営となっているため、助成を受けていない保育園の場合は保育料が比較的高くなるのが特徴です。

    また、注意しておきたいのが子供の入園時の年齢です。保育士1人あたりに対する子供の人数が法律によって定められており、0歳児の場合は保育士1人に3人まで、3歳児の場合には保育士1人に20人までと、子供の年齢が高くなるにつれて保育士が担当できる人数が増えます。そのため、子供の年齢が低いほど人件費がかかり保育料がその分高くなるのです。しかし、2人目3人目を同時期に保育園に預ける場合、半額になったり無料になったりする場合もあります。

    住民税や所得税が判断基準になっている自治体もあるので、詳しくはお住まいの自治体の情報を調べるようにしましょう。

    厚生労働省の「地域自動福祉事業等調査(2012年)」によると、子供一人あたりでひと月、約20,000円~30,000円が多い割合となっていますが、やはり各保育園により費用は異なるので参考程度にとどめておくようにしてください。

    先生

    保育園は、厚生労働省の管轄となった児童福祉施設のため、「保育士資格証明書」といった国家試験を受けて得られる免許が必要となります。先生の勤務体系では、早番・遅番・通常勤務といったシフト体制になっており、土曜保育もあるため交代で出勤する形がとられています。

    合わせて読みたい

    覚えておきたい!赤ちゃんが誤飲した時の4つの対処法
    毎日すくすくと大きくなる赤ちゃん。お母さんにとって嬉しいことですが、同時に不安も増えていきます。その理由の1つは赤ちゃんの行動範囲が広がることです。 生まれたばかりの頃は寝てばかりいた赤ちゃんがハイハイをしたり、つかまり立ちができるようになったりすると、目につくもの、手にするものをすべて口に入...

    幼稚園について

    幼稚園の制服を着る子ども

    幼稚園は教育機関の一環である教育施設であり、公立と私立に分かれています。公立幼稚園は、自治体の運営によるもので先生は公務員となります。私立幼稚園は、学校法人や社会福祉法人による運営が多く、キリスト教会や仏教寺院などもあります。そのほかの違いは、給食の有無や通園バスの有無などがあります。

    入園条件・年齢

    幼稚園の入園条件は特にありません。しかし、幼稚園によっては、身体測定や面接がある幼稚園もあります。また、入園願書の配布を行う時期は9月頃が一般的とされていますが、幼稚園によって異なりますので、希望する幼稚園の入園願書の配布がいつなのかを確認しておくようにしましょう。入園できる年齢ですが、満3歳から小学校入学前までとなります。

    保育内容

    幼稚園は学校とも呼べる教育施設ですので、学習面を中心とした指導がされるのが特徴です。また、お誕生日会や芋ほり、七夕会など季節に合わせた行事を保護者参加にて行われることが多いですが、具体的な内容は幼稚園によって異なるため、希望する幼稚園に確認してみてください。

    保育時間・日数

    幼稚園の保育時間は、標準4時間とされており、保育園に比べて短いです。しかし、最近では幼稚園でも延長保育が可能な幼稚園もあるので、共働きで幼稚園に預けられる方も多くいらっしゃいます。しかしながら、年間保育日数は39週以上とされており、小学校と同じように夏休みや冬休みなどの長期のお休みがあります。

    費用

    幼稚園の場合、公立幼稚園と私立幼稚園では保育料に差があり、私立幼稚園の方が公立幼稚園より高くなる場合がほとんどです。文部科学省の「子どもの学習費調査(平成26年度)」によると、1年間の公立幼稚園の学習費総額は222,264円、私立幼稚園の学習費総額は498,008円と2.2倍の差があることが分かり、ひと月に公立幼稚園の場合は約20,000円、私立幼稚園の場合は約40,000円の費用がかかります。

     公立私立
    学習費総額222,264円498,008円
    教育費119,175円319,619円
    給食費19,382円36,836円
    学校外活動費83,707円141,553円

    先生

    幼稚園は文部科学省が管轄となった学校教育施設のため、「幼稚園教諭免許状」といった免許が必要となります。先生の勤務体系では、固定勤務が一般的となっており、保育時間は短いものの準備や業務などで実際に労働している時間は8時間から12時間程度となっています。

    合わせて読みたい

    いつから始める?トイレトレーニングに適した時期と方法とは
    赤ちゃんがおむつを必要としなくなると、かつては大人が「おむつはずし」をしなければいけないといわれてきました。しかし、最近では「おむつはずし」ではなく、「おむつはずれ」という言葉が使われるようになりました。つまり、おむつは大人が無理に「はずす」わけではなく、自然と「はずれる」ため、それができるよう...

    幼稚園と保育園の違い一覧表

    違い

     保育園幼稚園
    入園年齢0歳児から小学校就学前満3歳~小学校就学前
    保育時間8時間から最大11時間標準4時間~
    保育日数規定なし39週以上
    保育内容生活面中心の指導学習面中心の指導
    給食義務任意
    申し込み方法認可保育園→各自治体
    認可外保育園→各保育園
    直接各幼稚園への申し込み
    管轄・免許厚生労働省・保育士資格証明書 文部科学省・幼稚園教諭免許状
    法令児童福祉法学校教育法

    保育園と幼稚園の選び方

    時間と費用

    幼稚園か保育園かで悩まれている方に参考にしていただきたいのが下記の項目です。

    • 教育方針で選ぶ
    • 家から近い場所を選ぶ
    • 希望する保育時間かどうか
    • 制服があるかどうか
    • お弁当か給食か
    • 見学をしにいく

    希望する教育方針、または共感できる保育園・幼稚園をまず選ぶようにしてください。そして、希望している保育時間がどのくらいであるか、希望する保育園・幼稚園がその時間に預けることが可能なのかも重要です。

    費用面や時間を気にされる方は制服の有無や給食の有無も調べておくと良いでしょう。そして保育園でも幼稚園でもできれば下見などの見学をしておくことをおすすめします。実際に通うのはお子さんですし、お子さんが気に入ったかどうかの様子も見てあげてください。また、その際には施設内は安全かどうかの確認をしておくと良いでしょう。

    まとめ

    ご家庭のライフスタイルによりご両親の希望は異なると思いますが、お子さんにどのように過ごさせたいかということを考え、そのうえで希望する教育方針が整った施設、保育時間、保育料などを目安に選ぶと良いです。実際にお子さんが通うことを考え、しっかりとした下調べを行うようにしましょう。

    ピックアップ

    赤ちゃんのしつけはいつからする?ママさんのお悩みを解決!
    赤ちゃんには何を話しても分からないから、しつけをするのは1歳を過ぎたあたりから・・と考えてはいないでしょうか。しかし、しつけを始める時期は早ければ早いほど良いと言えます。といっても、0歳の赤ちゃんに食べ方を厳しくしつけたり、言葉できつく言ったりしても効果はありません。この時期に大切な事は、後に繋...
    覚えておきたい産休前の職場で使える2つの挨拶
    産休・育休は無事に赤ちゃんを出産して育てるために必要な制度です。その一方で、職場で働く上司、同僚、後輩に負担がかかってしまうのも事実です。そこで産休に入る前に、やっておきたい挨拶の仕方について説明していきます。挨拶の仕方を知っておくことで、将来的に復帰しやすい雰囲気や環境を作れるほか、自分の心配...
    いつからいつまで?赤ちゃんの夜泣きの3つの原因と対策法
    赤ちゃんはお母さんにとっても、家族にとっても愛らしい存在です。よく「目に入れてもいたくない。」などといいますが、赤ちゃんの寝顔はまるで天使のようです。しかし、この天使のような赤ちゃんも、お母さんを悩ませる時があります。それが夜泣きです。あやしても、抱っこしてもなかなか泣き止んでくれず、夜中に一人...
    購読はいいねが便利です!
    保育園と幼稚園の違いとは?どっちが良いの?
    この記事をお届けした
    たまGoo! - 妊活・妊娠・出産・育児の応援サイトの最新ニュース情報を、
    いいねしてチェックしよう!
    スポンサーリンク

    保活の悩みについて・・・あわせて読みたい

    早生まれは保育園に入れない?保活に必要な4つの知識
    保活とは、子供を保育園に入れるために保育園を探し、入園させるための活動のことをいいます。最近では、保育園の入所希望者が定員を上回ってしまい、入園できない待機児童が増えています。そのため、入園できなかったり、希望通りの保育園に入れなかったりすることが多く、入園するための保活が重要となります。 ...
    働く女性の味方、保活コンシェルジュとは?
    今や「働くお母さん」は珍しい存在ではありません。働きながら子育てをしている女性は皆さんの周りにもたくさんいらっしゃると思います。そんな忙しいお母さんの救世主として登場したのが「保活コンシェルジュ」。保活コンシェルジュとは2013年に株式会社マザーネットによって誕生した新しいサービスです。しかし、...
    保育園には入園条件があった!知っておきたい審査基準3つ
    保育園に子どもを入れたくても、なかなか審査に通らず諦めかけてしまっている人もいるでしょう。詳しく探す前から、「夫婦ともにフルタイムで働いていないと無理なのでは」「実家が近くにあるのでダメかしら」と考えている人も多いようです。 しかし、保育園にはそれぞれ入園条件が具体的に決まっており、申...
    年収1000万だと保育園の料金はどのぐらい?
    保育園に入ることすら難しいとされている現代、「やっと入園できた」と思って安心していられるのも束の間。次にあたる壁が保育園の料金ですね。自身の家庭の年収を計算しながら頭を抱えているお母さん、お父さんも多いのではないでしょうか。 今回はズバリ「年収1000万の場合の保育料金」という基準のもと、平均...
    保育園・幼稚園・保育所・託児所の違い知ってますか?
    新米ママさんは日々子育てにおいてさまざまな壁にぶつかると思いますが、中でも大きな壁は「保育園・幼稚園」選びでではないでしょうか。「保育園がいいのか、幼稚園がいいのか、でも保育所や託児所もある…」と頭を抱えているお母さんも多いはず。実際、それぞれの違いを正確に述べられるかと言われると難しいですよね...
    あわせて読みたい

    良ければシェアをお願いします。

    トップへ戻る