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スムーズに夜間断乳をする方法
今までの赤ちゃんは眠る前にはおっぱいをもらえていました。これが新しい習慣に代わるため、不安に感じてしまう赤ちゃんも多いことでしょう。夜間断乳をする際は突然始めるのではなく、いろいろな準備や眠りやすい環境づくりを行うようにしましょう。
赤ちゃんに事情を説明する
生後数か月たつと、赤ちゃんもある程度ママの言葉や表情を理解しています。まだしっかりと意思疎通ができない時期ではありますが、もし夜間断乳を始める場合は赤ちゃんにも「夜はおっぱいないよ」と伝えておくのがおすすめです。また、断乳初日は30分~1時間近く泣いてしまうことが考えられます。突然夜間断乳を始めると、何も知らない子をこんなに泣かせてしまっていると思ってしまうかもしれません。そこでママの気持ちの面からも事前に言い聞かせておくことが重要です。
寝る前は特に規則正しい生活を意識する
夕食のあとはお風呂、授乳、読み聞かせ、就寝など、寝る時間や寝るまでの行動をパターン化しておくのがおすすめです。なお赤ちゃんを寝かせる前はテレビやスマートフォンなど強い光を見ると眠りづらくなってしまうため控えましょう。
赤ちゃんが眠りやすいように工夫する
眠る前はできるだけ落ち着いて過ごすことが大切です。以下に赤ちゃんを寝かせるアイデアをご紹介します。
- お風呂の温度をぬるめに設定する
- 寝かせる2時間以上前に入浴させる
- 寝る部屋は薄暗くしておく
- 子守歌を歌う
- 体を優しくトントンする
- 頭をなでる
- 体をぴったりくっつける
- タオルを握らせる
- 手足をマッサージする
- オルゴールを鳴らす
- 決まったあいさつをする
パパが寝かしつけをしてみる
夜に子どもが起きたとき、ママが対応すると、母乳をもらえると子どもは期待してしまうこともあるようです。子どもは匂い、声、抱っこの仕方などでママだと判断しているからです。そこで、パパが寝かしつけると、母乳はもらえないのだと子どもも学習していきます。パパの寝かしつけに慣れないと、子どもは戸惑って泣くこともあるでしょうが、回数をこなすことで、子どもも慣れて安心して寝ていきますよ。夜間断乳をする前からパパの寝かしつけで寝られるようになると、夜間断乳もスムーズにいくかもしれません。
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無理しない!夜間断乳を始める際の注意点
赤ちゃんが慣れない夜間断乳で、数日泣いてしまうのは仕方がありません。ママの体調にも気を配りつつ様子をみながら進めましょう。
徐々に授乳を減らし乳腺炎の予防に努める
いくら夜は断乳すると決めたからといって、急に授乳を控えることや、寝ている時間は全く授乳しないことは乳腺炎の原因になるため控えましょう。そこで、夜に赤ちゃんが眠って6~7時間たって、朝方に起きて泣くような場合は授乳しても構いません。日によって赤ちゃんものどが渇いたりおなかがすいたりすることがあるかもしれません。まだ暗いから授乳はしない、と無理をするのは禁物です。
一度始めたら泣いても中断しない
赤ちゃんによってさまざまではありますが、夜間断乳の初日は泣いてしまう赤ちゃんがほとんどです。住宅事情や家族の都合もあるため、あまりにも強く泣いてしまうとついおっぱいをあげたくなってしまいますが、ここで挫折は禁物です。夜間断乳は3日ほどで成功することが多いともいわれます。
泣いていればいずれおっぱいがもらえると赤ちゃんに思わせてしまうと夜間断乳が進められません。完全な断乳と同じく、週末や連休など家族にも余裕があるときに取り組むのがおすすめです。
お茶を飲ませるのは×
ミルクの代わりにお茶などを代わりに飲ませて寝かせてしまう人もいますが、口に何も入れなくても眠れるようにするのが断乳なので、お茶も避けるようにしましょう。子どもは眠るために飲んでいるので、ミルクとお茶の区別がつかないこともあり、断乳にならないこともあります。
昼間は赤ちゃんと十分スキンシップをとる
夜間断乳をする際は、おっぱい以外にも楽しいことがたくさんあることを赤ちゃんが知り、安心できるように過ごせるように努めるようにしましょう。また、日中は積極的にお散歩やお友達と遊ぶなど体を動かして過ごすと夜は寝つきやすくなります。
おわりに
赤ちゃんの豊かな成長のためには、お母さんの精神面・体力面の健康が不可欠です。どうしても夜間授乳がつらいと感じたら、パパに1回ミルク授乳を変わってもらったり、夜間断乳を検討したりして乗り切るようにしましょう。今はつらくても必ず終わりは来ますので、頑張りましょう!
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