どんどん飲んで!赤ちゃんが母乳を上手に飲んでくれる方法

母乳トラブルがおきてしまったら

母乳トラブル
赤ちゃんに母乳をたくさん飲ませるためには、健康管理によって母乳を作るためのケアは欠かせません。乳腺炎のトラブルを避けるため、事前にできる対策・予防法となってしまった時の対処法について確認しておきましょう。

乳腺炎など乳房トラブルの原因は?

乳房トラブルの原因は、8割が食生活と言われます。血液から母乳が作られるため、脂質・糖質の多い食事をとり血液がドロドロになるため粘り気のある母乳になってしまい、乳腺が詰まってしまうと乳腺炎になるのです。乳房にしこりができている場合、すでに母乳が乳腺に詰まっている可能性もあります。乳房にしこりがあるなど、張りが気になる・痛みがある場合には早めに相談しましょう。

乳房トラブルを回避するための予防法とは

栄養バランスを意識し、食生活の改善を試みることが何よりの予防策となります。脂質・糖質の少ない和食を中心に、ほうれん草や小松菜などの青菜をおひたしなどでとると血液をサラサラに保つだけではなく、鉄分・ビタミン等も同時に摂取でき、母乳の質も良くなるためおすすめです。
野菜中心の食事を心がけていても乳腺炎を繰り返してしまうという場合には、マリーゴールド等のハーブティーを摂取することで体温の保温・水分補給ができ、乳腺炎の改善効果が期待できます。しかし乳房の内側にできるしこりはストレスが原因とも言われるため、食事制限等で無理をしてストレスをためてしまうと返って逆効果となります。無理のない範囲で工夫していきましょう。

乳腺炎での発熱時、正しい対処法とは

乳腺炎により38℃~39℃という高熱が出る場合があります。その際の対処法としては、以下の三つをおすすめします。

  1. 漢方の葛根湯を飲む
  2. 乳房を冷やす
  3. お風呂でケアする

漢方であれば母乳をあげる上で成分上の心配がなく、1日3回の摂取ができます。また乳房が熱を持っている場合には保冷剤等を痛い部分に当てましょう。急性期ではない場合、湯船にゆっくりとつかり乳房を軽くもみマッサージした後、授乳もしくは搾乳します。すると詰まっていた母乳が白いカス状になって排出され、詰まりがとれます。

おわりに

まずはヘルシーな食事を心がけ、水分補給や身体を冷やさない様にするといった生活面の意識をあらためて認識しておきましょう。しかし産後間もなく体力を消耗した状態のままではストレスが大きくなってしまうので、まずはしっかりと睡眠をとり、我慢のしすぎで負担にならない程度の食事制限にとどめることが大切です。母子ともに健康的な授乳生活を送れる様、バランスがとれた生活を心がけましょう。

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