子どもに対して感情的にならない上手な怒り方三つ

怒り方の参考になるトレーニング

本で勉強する
子どもを怒ってしまうのは、自然なことです。一生懸命に子育てに取り組んでいるからこそ、怒る機会が増えるのだともいえます。ただ、怒った後に自分が嫌になったり、子どもと接することが苦痛になったりするようでは問題があります。怒り方の参考になるトレーニングがあるので、興味がある方は書籍などで勉強してみるのもよいでしょう。

怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」

喜びや悲しみ同様、怒りの感情は人にとって自然なもので、なくしてしまうわけにはいきません。しかし、無用なイライラや怒りの感情の爆発は、人間関係に弊害をもたらします。この「怒り」について、自分のクセを知り、コントロールしていこうという技術がアンガーマネジメントです。1970年代にアメリカで生まれた心理療法で、医療福祉や青少年教育など、さまざまな分野で活用されています。怒りの引き金になるポイントを知り、怒りの背景にある自分の気持ちを見つめ直すことで、怒るべきときに怒り、無駄な怒りを減らすことができると考えられています。

子どもとの関わり方を学ぶ「ペアレントトレーニング」

もともとは、発達障害の子どもへの対応方法として考案されたのが、「ペアレントトレーニング」です。1960年代にアメリカで生まれた保護者向けのプログラムで、子どもとのよりよい関わり方を学ぶことができます。日本でもこれを参考に、いくつかの方式が確立され、講義や実習で学ぶことができます。子どもの自発的行動を促す声かけの方法や、怒り方についても日常の子育てに生かせるヒントがたくさんあります。子どもの怒り方については、ママだけではなく、パパも一緒に考えてほしいテーマですね。子育て支援センターで講座や講演会を行っている自治体もあるので、チェックしてみましょう。

おわりに

誰だって、毎日子どもを怒りたくはありません。子どものためを思えばこそ、ついつい怒ってしまい、日々反省している真面目なママがほとんどです。怒りの感情を押し殺す必要はないけれど、上手に怒らなければ、そのエネルギーは無駄になるばかりです。時には、「怒り過ぎちゃったね、ごめんね」と子どもに伝える誠実さを持って、子育てに取り組めるといいですね。

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