パパなりに一生懸命子どもに向き合ってきたつもりなのに、「パパ嫌い」なんていわれた日には、かなりショックですよね。でも、まだまだボキャブラリーが少なく、自分の気持ちを思うように伝えられない子どもの「パパ嫌い」には、いくつかの原因があります。対処次第で挽回することも十分可能ですので、ご心配なく!では早速、詳しく見ていきましょう。
「パパ嫌い!」はなぜ?考えられる理由三つ
まだ上手に自分の気持ちを伝えられない子どもの「パパ嫌い」の一言には、いくつかの原因が考えられます。幼い子どもで生理的にパパが受け付けられなくて嫌い、ということはありません!「パパ嫌い」の裏には、実は以下のような気持ちが隠れています。
パパが嫌なのではなくママが大好き
「パパ嫌い」といっても、実際本当にパパが嫌いであることは、2~3歳の子どもではほとんどありません。パパが嫌いなのではなく、ママが大好きなのです。この時期ではまだまだボキャブラリーが少ないですから、好き・嫌いと極端になってしまうだけで、ママにはかなわないにしても、子どもはパパも好きなのです。
特に子どもが大好きなパパでは「悔しい!」と思ってしまうかもしれませんが、ほとんどの家庭では、やはりパパと過ごす時間よりママと過ごす時間の方が多いでしょうから、そうなってしまっても仕方ないといます。
自分に関心を持っていないと感じている
仕事が忙しく、帰りも遅いというパパも多いことと思います。顔を合わせる機会が減れば、上記の1で触れたようにママ大好きが加速するのはもちろんのこと、パパ見知りが起こることもあります。
また、子どもが「遊んで」といってきたときに、テレビやスマホ、パソコンなどを片手に遊ぶ、というようなことはありませんか?あまり目を合わさずにいると、子どもは「パパはぼく(わたし)に興味がないのかな」と感じてしまいます。興味を持たれていないと感じる人に、子どもが自分から寄っていくことは少ないのです。
大好きなママへの態度がよくない
仕事・家事・育児を頑張ってくれているママをきちんとねぎらってあげていますか?特にママが専業主婦の場合、家事や育児をやるのは当たり前と思ってしまい、感謝やねぎらいの言葉をかけることも少なくなりがちですが、そうしたパパの行動を子どもはしっかり見ています。
また、不満を感じたママが子どもにパパの愚痴をこぼすことで、パパの印象が悪くなっていることも?!パパも仕事で忙しいと思いますが、たまにはママのサポートをしたり、感謝の気持ちを伝えたりすることを忘れずに。
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意外と傷つく「パパ嫌い」の乗り切り方
子どもの「パパ嫌い」の言葉の裏に考えられる原因を上に挙げましたが、そうとはわかっても、「パパ嫌い!」といわれるのは堪えますよね。すねてしまいたくもなりますが、ちょっと待って!おおらかな気持ちで、「パパ嫌い」を乗り切りましょう。
子どもへの愛情をしっかりと表し続ける
「パパ嫌い!」といわれても、「パパは○○ちゃんが大好きだよ」といい続けるようにしましょう。「嫌いっていわれたら、パパ悲しいなぁ」と、パパの気持ちもさりげなく伝えると◎。嫌いといわれても、パパから積極的に関わっていくことで、パパ嫌いが早めに解決することもあります。
また、一緒に遊ぶときは、きちんと顔を見て向き合って遊んであげるようにしましょう。そうすれば、子どもは「パパは自分のことをちゃんと見てくれている」と感じ、安心感が得られるはずです。
ママにもできるだけ協力してもらおう
「ママ大好き」は、ママにとってはうれしいことではありますが、ママにベッタリで離れないとなると大変なこともあるはずです。それに、ママも子どもの「パパ嫌い」をたびたび耳にして、「パパがかわいそう」と思っているはずです。ママからも「嫌いっていわれたら、パパもママも悲しいよ」など、いってもらうといいでしょう。大好きなママからの言葉なら、すんなり聞いてやめてくれるかもしれません。
ママにもしっかり協力してもらって、少しずつパパ嫌いを克服していけるといいですね。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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