無理強いはNG!気長に見守って
子どものころ食べ物の好き嫌いはありませんでしたか?成長するにつれて味覚が変化し、食べられるものは増えていきます。1歳児の子どもがお肉を食べないからと言って、無理に食べさせることは避けましょう。
調理を工夫しても食べない場合
いろいろな工夫をしても、子どもがお肉を食べない場合もあるでしょう。好き嫌いが多いと、栄養バランスが気になりますね。お肉には、タンパク質、鉄分などが含まれています。お肉以外の良質なタンパク源には、豆腐、高野豆腐、納豆、魚、チーズなどがあります。足りない栄養は、別の食材から摂取できればOKです。そのほかに、ベビーフードを試してみることもおすすめ。ベビーフードは、離乳食の時期に合わせて固さを調整して作られているので、お肉は柔らかく仕上がっています。子どもがお肉を食べない理由が、かみ切りにくくて飲み込みにくい場合に試してみてはいかがでしょうか。
いつか食べるようになる
嫌いな食べ物は、味、食感、匂い以外にも、食べたあとに体調が悪くなったなどの経験で食べられなくなることもあります。また、嫌いな食べ物を無理強いすると、嫌な思い出が残って、食べなくなってしまうことも。子どものころの味覚が敏感な時期を過ぎると、食べられるようになる食べ物はたくさんありますし、いつもと雰囲気の違う外食では食べられることもあります。子どもが食べる機会を待ってみましょう。
おわりに
1歳児でお肉を食べられないことは珍しいことではありません。あごが発達し、食べることが上手になると、お肉を食べるようになることもあります。無理に食べさせて嫌な経験をさせるのは逆効果です。食べる機会を気長に見守っていくことがおすすめです。
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30代後半。夫、5歳の息子の3人家族。管理栄養士。食べ物が好きで、美味しいものには目がありません。「ごはんまだ?」の声を聞きながら、毎日ドタバタして過ごしています。好きな言葉は、時短、節約、シンプルです。
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