出生から丸1年がたち、生まれたばかりの頃は大人の腕に抱けた赤ちゃんも、1歳の誕生日を迎える頃になると身長は約1.5倍、体重は約3倍と大きく成長します。そしてこの時期から運動量が増えていき、体重の増加よりも身長の伸びの方が著しくなります。
体つきもどんどん締まっていき、「赤ちゃん」から「幼児」へと外見も変化してくる時期です。また、1歳を過ぎると発育・発達の個人差が大きくなってきます。
他の子どもに比べ「身体が小さい」「発達が遅い」など心配される保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、個人差があることを理解し焦らないようにしましょう。
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1歳児の平均的な身長・体重
1歳児になると、出生時に比べ身長は約1.5倍、体重は約3倍になると言われています。平均身長・体重をみてみましょう。
〈1歳児・男子の場合〉
- 平均身長……70.0~79.5cm
- 平均体重……7.5kg~11.0kg
〈1歳児・女子の場合〉
- 平均身長……68.0~78.0cm
- 平均体重……7.0kg~10.5kg
この時期の発育・発達には個人差があるので、身長や体重の数値がこの範囲に収まらない場合もあります。しかし、出生時からの成長が順調であれば、範囲内でなくても問題ないことを覚えておきましょう。
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関心のある言葉が言えるようになってくる時期
体だけでなく、言語面でも発達がみられる時期です。まだ、はっきりとした言葉を話すことはできませんが、その子にとって関心のある言葉をいくつか言えるようになってきます。
パパやママの口まねをしていた言葉も徐々に早くはっきり言えるようになり、次第に言葉が持つ意味も理解してくるのが1歳児の頃の特徴です。
例えば、母親に「ママ」と言ったり、おもちゃの車をみて「ぶーぶー」と言ったりするようになります。興味や関心のあるものに対して、言葉をうれしそうに発するようになるのです。親にとっても子ども成長が感じられるうれしい瞬間ですね。
物事のいい悪いを教えてあげる
徐々に言葉を理解し始めている1歳児は、どんなことがよいことなのか、悪いことなのかを判断する能力も少しずつ身についてきます。
子どもがいたずらをしているのを発見した時には、ママが真剣な顔で向き合い「それはダメだよ」と説明することで、「これはしてはいけないことなのよ」と理解することができます。「まだ分からないだろう」と適当に叱ったり、放置したりしないようにしましょう。
「それはダメだよ」ということを子どもに理解させ、伝えるためには、真剣さが必要です。しっかりと子どもの目をみて、いつもとは違った声のトーンで伝えることで、徐々に物事の区別がついてくるようになるでしょう。
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