【混合編】時期ごとに変わる母乳・ミルクの飲み方・与え方・目安量

ミルクを飲む新生児

赤ちゃんが生まれたらできれば完全母乳で育てたい!そんな風に思っていても母乳の量が足りなかったり、お母さんの体調が悪く母乳を与えられなかったりといった場合もあります。そんな時は母乳とミルクの混合にしましょう。でも混合だと母乳をどれくらい飲んだのかが分からないので足すミルクの量にも迷ってしまいますよね。ここでは時期別の母乳・ミルクの与え方や目安量などについてお話します。

【新生児~生後2カ月】の母乳とミルク

新生児
産まれてから生後2カ月頃までは母乳は足りているのかな?ミルクを足した方がいい?赤ちゃんはどれくらい飲めているのかな?などお母さんにとっては不安なことばかりです。ここでは新生児~生後2カ月で混合授乳した方がいい場合やその量などについてご紹介します。

母乳はすぐには出てこないもの!

赤ちゃんが生まれたらすぐに母乳がジャンジャン出てくると思いがちですがそうではありません。母乳が出てくるようになるのは出産後2日後くらいからになります。しかし個人差があり数週間出ない場合もあるので、自分は母乳が出ないのだと諦め完全ミルクに移行するのはやめましょう。母乳で足りない分をミルクで補う混合授乳を続けてください。

混合授乳をした方がいい場合とは?

どんな時に混合授乳をすればいいのでしょうか?自分の母乳が足りているかどうかなんてよく分からないですよね。おっぱい左右15分ずつで合わせて30分間与えても泣くようなら、母乳が足りていない可能性があるのでミルクを足しましょう。またおしっこの量はだいたい1日に6回~8回といわれているので、それ以下の場合も母乳が足りていないということになります。

この時期の母乳・ミルクの与え方

母乳は吸われると出てくるようになるので、赤ちゃんが泣いたらまず母乳を与えてそれでも泣くようなら少しずつミルクを与えるようにしましょう。足すミルクの目安量は1回30ml~60mlですが、一度にあげるのではなく20mlずつ与えるのが好ましいです。ミルクを与えた場合は3時間空けないといけないので、その間に赤ちゃんが泣いた場合は母乳を与えるようにしましょう。

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【生後3カ月~10カ月】の母乳とミルク

3カ月の赤ちゃん
生後3カ月くらいになると母乳の量が安定してくるでしょう。また生後5カ月になると離乳食も始まるので赤ちゃんの母乳やミルクの飲み方も変わってきます。この時期の母乳やミルクの与え方や量についてお話していきます。

【生後3カ月~6カ月】の量と与え方

あんなに出ないと悩んだ母乳も生後3カ月になると安定して出るようになってきます。この時期に足すミルクの目安量は1回60ml~100mlです。生後5カ月になると離乳食が始まりますが、この頃の離乳食は食べる練習が目的なので栄養は母乳とミルクから摂ります。母乳は欲しがるだけ与えて足りないようならミルクを足していきましょう。

【生後7カ月~10カ月】の母乳とミルク

生後7カ月・8カ月になると離乳食にも慣れてきて、1日2回になり食べる量も少しずつ増えてきます。生後9カ月からは離乳食も1日3回になるので、母乳やミルクの量も減ってくるでしょう。母乳とミルクの与え方としては、離乳食の後に母乳を与えて足りなければミルクを足します。この時期に足すミルクの目安量は80ml~120mlです。

【生後11カ月~】の母乳とミルク

1歳前になると離乳食をしっかり食べるようになり、栄養を食事で摂(と)れるようになってきます。1歳を過ぎると卒乳を考えるお母さんも多いですが、赤ちゃんにとって母乳が精神安定剤になっている場合もあるのでその点は気を付けたいところです。また母乳やミルクを与える時間はお母さんと赤ちゃんのスキンシップの時間なので急いで卒乳する必要はありません。

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