赤ちゃんの本能的な動き、モロー反射！上手な付き合い方

モロー反射は、病気ではなく生理的反応

モロー反射は、病気ではなく生後4カ月頃になると治まってきます。それ以降も頻繁に続くようなら、医師の診断を受けましょう。この時期にしか見られない、新生児特有のかわいいしぐさです。この時期にしか見られないということで、ビデオに残したりするママやパパもいるそうです。

かわいいしぐさだから見てみたい！は、やめて

モロー反射を起こしたときには、おくるみで包む、優しく抱きしめてあげる、急に大きな音を立てないなどの工夫をすることも非常に重要なことです。モロー反射のしぐさがかわいいからと、あえてわざと音を立てて赤ちゃんの様子を観察する人が中にはいるようですが、赤ちゃんにとって精神的に良くないことなので絶対にやめてくださいね。

他にも、あるある赤ちゃんの原始反射

成長するに従って、赤ちゃんの原始反射もさまざまなものが出てきます。パラシュート反射、把握反射、吸啜反射、非対称性緊張性頸反射、対称性緊張性頸反射、緊張性迷路反射、足踏み反射などがあります。有名なのは、赤ちゃんの手に指を持っていくとギューっと握り返してくる把握反射や、新生児を支えつつ立たせようとしたら足を交互に踏み出すのは足踏み反射がありますよ。