子どもが小さいうちは動き回ったり、いたずらしたりとやんちゃ盛りでお世話をするのは大変。子育ての疲労もたまっていく一方ではないでしょうか?それでもかわいいわが子の顔を見たら、休んでなんていられませんよね。そんなときは、アロマの香りで癒やされてみませんか?毎日の生活の中にほんの少しアロマをプラスするだけで、育児のストレスから解放されるかもしれませんよ。
アロマセラピーってどういうもの?
アロマセラピーってどういうものか知っていますか?なんとなくは知っているけれど、よくわからないアロマセラピーについて紹介します。今使っているアロマオイル、実は何の効果も無いかもしれませんよ。これからはじめようと思っている方も必見です。
アロマセラピーはアロマオイルで行う自然療法
かれんな花の香りや爽やかなフルーツの香り、また深呼吸したくなるような森の香りなど、香りは人の心や体にさまざまな影響を与えます。同様に、アロマオイルを体の中に取り込むことで、本来人が持っている自然治癒力を高めることができます。アロマセラピーは、アロマオイルの芳香成分と薬効成分で、心や体を穏やかにケアするヨーロッパ発祥の自然療法です。
アロマオイル(精油)とフレグランスオイルの違い
アロマオイル(精油)は、花、果実、種子、葉、根、樹脂、樹皮などから抽出した天然の芳香物質です。各植物によって特有の香りと有効成分を持っています。日本国内では、100%天然素材のものから、合成香料で作られた「フレグランスオイル」と呼ばれるものまで、「アロマオイル」として販売されています。フレグランスオイルではアロマセラピーの効果が期待できませんから、天然素材のアロマオイルを選びましょう。
アロマオイルは赤ちゃんや子どもにも使えるの?
3歳未満の乳児、幼児は、「芳香浴」以外は、行わないようにしてください。また、3歳以上でも12歳以下の子どもは、大人の10分の1程度の使用量からはじめ、多くても2分の1程度までとしましょう。使用方法を正しく守れば、アロマセラピーは子どもにとってもリラクセーション、リフレッシュ、睡眠導入などに大変効果があります。
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アロマセラピーの楽しみ方いろいろ
アロマセラピーの代表的な三つの方法を紹介します。どの方法も子育ての合間に取り入れることができる、とっても簡単なアロマオイルの利用法です。用意するのはアロマオイルだけで、特別な専用器具が無くても十分楽しめますよ。
子どもといっしょに楽しめる 芳香浴法
芳香浴法は、天然のアロマオイルを拡散して香りを楽しむ方法です。アロマディフューザーやアロマポットなどの専用器具を用いて、お部屋をやさしい香りで満たすと、ゆったりとした気分を味わえます。また、アロマオイルを1~2滴ハンカチやティッシュペーパーに垂らして枕元などに置けば、さらに手軽に香りを楽しめます。ハンカチなら、外出先でも香りを楽しむことができますね。
お風呂タイムにリラックス 沐浴(もくよく)法
沐浴(もくよく)法は、入浴時バスタブにアロマオイルを垂らして楽しむ方法です。入浴のリラックス効果にアロマの効果をプラスし、相乗効果が期待できます。全身浴で1~5滴、半身浴、手浴、足浴は1~3滴が適量です。ただし沐浴(もくよく)法は2歳の子どもには適さないため、子どもが昼寝中などのホッとできるひとときに、洗面器やバケツなどで手浴、足浴をしてみてはいかがでしょう。
呼吸器系がすぐれないときに 吸入法
吸入法は、マグカップなどにお湯をいれ、その中にアロマオイルを1~3滴垂らし、立ち上る蒸気を、目を閉じで吸い込む方法です。蒸気により咳が出たり、精油成分が粘膜を刺激したりするおそれもあるため、体調を考慮し長時間の吸入は避けてください。吸入法も2歳のお子さまには適さないため、まねをしたがる場合は注意しましょう。
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小学生と高校生の2人の男の子の母です。海の近くに住んでいます。
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