【保育監修】子どものお昼寝は何歳まで必要？お昼寝をやめるタイミング

お昼寝をやめるタイミングの見極め方

お昼寝をする派・しない派と、年齢によってもさまざまですが、お昼寝はいつまで続けるべきなのでしょうか？お昼寝をする日が減ってくると「いつお昼寝をやめるべきか？」考えてしまいますよね。お昼寝をやめるポイントをご説明します。

お昼寝のし過ぎで夜更かしになっている場合

お昼寝をやめるタイミングはケース・バイ・ケースですが、就寝時刻が遅くなっている場合は「やめどき」かも。3歳を過ぎると、お昼寝をする日は夜寝る時間が遅れがちです。国内の調査によると日中に昼寝をすると、就寝時間は30分以上遅くなるといわれています。
夜寝ている間には子どもの成長に欠かせない、成長ホルモンが分泌されます。睡眠リズムが崩れると、ホルモンの分泌に影響し、不調につながりやすいといわれています。お昼寝のせいで夜更かしになっているご家庭では、お昼寝をやめて就寝時間を早めることで、リズムが整う場合もあります。
ただし、お昼寝をしていても、夜は決まった時間に寝られる子どもに関しては、無理にお昼寝をやめなくても大丈夫。睡眠時間には個人差があり、人より長く・しっかり寝るタイプの子もいます。

保育園ママは園に相談してみても

保育園ママにとっては、一日の予定に昼寝時間が組み込まれているのが、悩みの種かもしれません。「うちの子にはもうお昼寝はいらないのに」とお悩みのママも多いようです。こういった声を受けて、3歳以上の昼寝を取りやめる保育園も増えてきています。また、年長の年明けからお昼寝をやめて小学校に向けた生活を送る保育園も多くあるようです。
とはいえ、保育園の日は活発に動き回るため、休日はお昼寝しない子も園でなら寝る、という場合もあります。寝る子は寝かせる、寝ない子どもは自由にさせるなど、子どもに合わせてケアしてほしいものですよね。ご心配な方は一度、園の先生に相談してみてはいかがでしょうか。