ヘリコプターペアレントにならないために
それではどうすればヘリコプターペアレントにならずに済むのでしょう。予備軍の可能性ありだった人は一刻も早くヘリコプターペアレントをやめるべきですし、いまは大丈夫な人もこれからの心がけ次第でどうなるかわからないのです。そのために気をつけたいことをご紹介します。
子どもは親の分身と勘違いしてはいけません
子どもは親の分身や所有物ではありません。子どもの意見をよく聞いてなるべく意思を尊重してあげましょう。子どもには子どもの夢があり、親が決めた人生を歩ませることは到底できません。子どもが幸せになることを願うことはできても、友人関係や将来の理想などを押し付けることはできないのです。子どもが自分で決める力をつけるためのサポート役に徹しましょう。
子どもの失敗を恐れてはいけません
子どもが失敗するところはみたくないと思う親は多いですよね。しかし、失敗しないように先回りして手助けしてしまうのはヘリコプターペアレントへの第1歩です。子どもの自主性を育むためには、たとえ失敗することが目にみていてもそっと見守ることが大切です。失敗を繰り返すことによって学ぶこともたくさんあります。じっと我慢して見守ることを心がけましょう。
子育てと同時に自分の人生も楽しみましょう
子どもの成長だけを楽しみにして、子育てが生活のすべてになっているような人も注意が必要かもしれません。もちろん子育ても大切ですが、同時に自分のための時間を持つことも大切です。自分だけの趣味や楽しみを見つけて、子どもは子ども、親は親の時間を過ごせるようになると良いですね。これが結果的に子どもが自分で自分のことを決める時間につながるのです。
おわりに
いかがでしたか?思い当たることがあってドキッとした方もいらっしゃるかもしれませんね。「もしかしたら自分もヘリコプターペアレントかもしれない・・・」と思われた方は、自分の子育てを見直してみてはいかがでしょうか。見直すことがきっと子どもの将来にプラスになるはずです。
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小学生と高校生の2人の男の子の母です。海の近くに住んでいます。
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