小学生未満の子どもの場合は、お留守番をさせるのにも抵抗がありますが、小学校に入ってからは一人でお留守番をさせても大丈夫かしら…と思うようになってきます。しかし、具体的に何歳から大丈夫なのか?本当に一人でいいの?と悩んでいる保護者の方も多いはずです。そこで、小学生のお留守番事情について紹介していきます。
小学生からお留守番を経験させる人が半数
小学1年生から小学6年生までの間に、子どもだけでお留守番を経験させる家庭は、約半数以上います。お留守番をさせる時間にもよりますが、保育園・幼稚園を卒業してすぐの1年生でも経験している子はいるようです。
小学1年生~小学3年生は約42%
働いているママにとって、小学校入学というのはちょっとした試練でもあります。保育園で預かってもらっていた時間よりも圧倒的に早く帰ってきてしまうからです。そうなると、必然的に放課後はお留守番をさせざるを得ない状況になってしまいます。そういう事情から、意外と小学1年生~小学3年生でも多くの子どもがお留守番をしているという結果になっています。
小学4年生~小学6年生は約39%
学童保育に預けるなどして、一人でお留守番を避けていた子どもでも、学童保育の終了とともに、お留守番をせざる得ない状況になることで、経験する子が多いようです。また、10歳を境目として、お留守番を経験させる保護者も多いようです。
0歳~6歳でのお留守番は約5%
小学生未満の子どもでも、約5%の割合でお留守番をさせたことがあるという結果が出ています。ただ、この場合は兄弟が一緒にいたり、留守番の時間が短かったりということがほとんどです。まだ、小さいうちは家庭内での事故も多いので、できれば頼りになる人に預けることをおすすめします。
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お留守番の時間はどのくらいなら安心?
お留守番ができる年齢になったとはいえ、1日中でも大丈夫なのか?1~2時間だけにしておいた方がいいのか?と悩みますよね。とはいえ、お留守番をさせる親としては、できるだけ一人でいる時間は短い方が安心できるはずです。
学童保育や習い事で留守番時間を短縮
2014年までは3年生までだった学童保育も、2015年以降は小学校にいる間の6年間利用できるようになりました。そのため学童保育を利用すれば、一人でお留守番をさせる時間を短くすることができます。利用時間内に帰ることができればお留守番の必要もありません。また、放課後の時間を習い事の時間に充てるのも、留守番時間を短くすることができます。
休日のお留守番は子どもだけで大丈夫?
学校が週休2日制でも、働く場では関係なく、特に土曜日は出勤という人も多いのではないでしょうか。仕事をセーブしている人も、子ども一人でお留守番できれば助かると思っている方が多いかもしれません。1日中子どもにお留守番をさせるとなると、低学年の子では難しくなるので、10歳以上を目安として考えておくといいでしょう。
家の鍵を子どもに渡す時の注意点
昔は「かぎっ子」がよくいましたが、学童保育や放課後のクラブ活動・部活の発展、習い事の多さから、近年は少なくなっているように思います。それでも、小学生のお留守番は家に帰ってくるので、鍵を持たせる必要がありますよね。失くさないように、大きいキーホルダーをつける、首にかけられるようにしておくなどの工夫が必要です。家の外に隠しておいておくというのは、セキュリティーの面から絶対にしないようにしましょう。
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2人の男の子のママとして毎日奮闘中!医療業界で働いていた経歴を生かし、健康・子育て情報を発信するフリーライター。
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