小6女子の反抗期の特徴は?もう大人?
小6の女子は周りから見るとまだ子どもですが、本人としてはもうほとんど大人のつもりです。そのため、子どもとして接する親と大人として扱ってほしい娘の間で、トラブルが起こりがちです。最後は、小6女子の反抗期の特徴をまとめてみます。
自立意識が強く親が介入すると嫌がる
小6女子は、自立意識が強まります。服も自分で決めたいし、遊ぶ友人も自分で選びたいのです。しかし、親はまだ子どもだと思っていますから、あれこれ介入しようとします。すると娘は嫌がり喧嘩になってしまうことも。小6女子の反抗期にうまく立ち回るためには、「子どもはもう大人のつもり」という視点を持つことが必要です。あれこれ口を出そうとせず、一人の大人として接すれば、関係が順調に保てるでしょう。
父親と距離を取り母のサポートが大事になる
父親への嫌悪感は、小6になってもまだ続きます。小学校高学年になると、父親にベタベタすることはだんだんなくなってきます。その一方で、母親がサポートすることの重要性が高くなってきます。体のことや精神的なことに悩みがあるときは、やはり母親に相談したいものです。特に反抗期の時期は他人と比べて劣等感を抱きやすいので、悩みを打ち明けてきたらきちんと聞いてあげましょう。また、お父さんに言わないでと言われたことは、約束を守って秘密にしてあげてくださいね。
家族といるより友達と過ごしたがる
小6女子は、家の中よりも外の世界を重要視するようになります。そのため、休みの日も家族と出掛けるよりも友達と遊びたがります。無理に家族と過ごさせても機嫌を損ねるだけなので、どうしても出掛けなければいけないとき以外は、友達と遊ばせてもいいでしょう。しかし、この時期に悪い交友関係があると変な影響を受けてしまう恐れがあるので、どんな友達と遊んでいるのかは把握しておくことが必要です。
おわりに
ずっと親にべったりだった娘に、反抗的な態度を取られるのはショックです。しかし、反抗期になったということは、順調に成長している証拠です。イライラすることもあると思いますが、あらかじめ女子の反抗期の特徴を知っておけば、親もうまく対処できるようになります。大変な時期ですがいつか終わりが来ますから、親子で一緒に乗り越える気持ちが大切です。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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