子どもが2歳になると、歯磨きをしようといっても「イヤ」と拒否されたり、仕上げ磨きの段階になると嫌がってさせてくれなかったりするなど、2歳児の歯磨きに関する悩みが増えてきます。歯磨きを嫌がらずに、楽しく行う方法はないのでしょうか。今回は歯磨きを嫌がる2歳児におすすめのやり方をご紹介します。
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2歳になると歯磨きを嫌がるのはなぜ？
2歳の子どもが歯磨きを嫌がるのにはいくつかの理由があります。
自我が芽生えた
2歳は自我が芽生え始め、自己主張が激しくなる時期です。「イヤイヤ期」「2歳児反抗期」ともいわれ、歯磨きに限らず、ママのいうことに対して何でも「イヤ」と拒否することが度々あります。これはただの「わがまま」や「甘え」ではなく、成長の過程の一つで誰もが通る道です。何でも自分一人でやりたい時期でもあるため、ママに仕上げ磨きをされるのを嫌がることもあります。
歯磨きの必要性がわからない
2歳児はなぜ歯磨きをしなくてはいけないのかがわからないため、遊びなどやりたいことがあると、簡単に「歯磨きしない」と嫌がったしりします。
恐怖心がある
ママに仕上げ磨きをされて痛かったり、押さえつけられるのが怖かったりする子どもは恐怖心から歯磨きを嫌がります。
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痛くない歯磨きのコツ
子どもの歯や歯茎はとてもデリケートです。大人が自分の歯を磨くような歯ブラシの持ち方や力加減で歯磨きをすると、傷が付く場合や血が出る場合もあります。歯ブラシは親指と人さし指の2本でもつと、力が入りすぎずに、優しく子どもの歯を磨くことができるはずです。5～10mmの幅で歯ブラシを小刻みに動かし、1本ずつ磨くようにしましょう。
上唇と歯茎をつなぐ「スジ」のような部分に歯ブラシが当たると痛いので、その部分は、歯ブラシをもっていない方の人さし指の腹で上唇と歯茎をつなぐスジの部分を隠して、仕上げ磨きを行うようにしましょう。
絵本やアニメで歯磨きの大切さを教える
歯磨きの大切さを理解できていない子どもに「歯磨きをしないと虫歯になる」「虫歯のバイ菌は怖い」ということを伝える必要があります。そのためには、絵本やアニメなどの動画が大きな効果を発揮します。普段から、歯磨きの絵本を読み聞かせる、歯磨きのアニメを見せるなどして、歯磨きの大切さを楽しく伝えましょう。歯磨き直前に読んであげて、そのまま実際の歯磨きへ移行すると、スムーズに進めることができます。
アニメなどで流れている歯磨きの歌を歌いながらやるのも、楽しい雰囲気作りにつながります。動画サイトには、さまざまな歯磨きのアニメが紹介されています。上手に活用しましょう。
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