産後のダイエットはできるだけ早く始めたいですよね?でも実際はエステに行くなんて余裕は作れないですし、ダイエットに効くサプリメントも母乳への影響が心配です。そんなあなたに「菌活」をおすすめします。「菌活」は出産で疲れた身体にも優しく、さらにダイエットも期待できるので注目が集まっています。今回は「菌活」のやり方や効果、おすすめの食品などをご紹介します。産後の育児に疲れたら「菌活」を始めて心も身体も元気になりましょう!
「菌活」って何だろう?
「菌活」とは、腸内環境を整えるために、腸によい食品を摂取することです。
人間の腸内には100種類以上、100兆個以上の腸内フローラとも呼ばれる腸内細菌がいます。腸内細菌にはいい動きをする“善玉菌”、その反対で悪い影響を及ぼす“悪玉菌”、そのどちらでもない“中間菌”の三つの種類が生息しています。「菌活」は特に“善玉菌”の多い食品を意識して摂取することで腸内の“善玉菌”の数を多くし、腸内環境を整えるのです。
「菌活」の始め方
「菌活」のためには“善玉菌”を増やすことが必要ですが、その方法は“善玉菌”を含む発酵食品を取り入れることです。継続的に腸内に菌を補充することが効果的なので、毎日摂取することが理想的です。いろいろな種類の菌を摂取することで、菌同士の相互作用も期待されます。偏らない食品の取り方にも気を配りましょう。また、 腸内に取り込んだ菌や元々持っていた腸内細菌が活発に動くように、腸内細菌のエサであるオリゴ糖を摂取することも方法の一つです。オリゴ糖は過度に摂取すると下痢をおこしたり、おなかが張ったりするので、摂取量には注意しましょう。
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「菌活」のうれしい効果
“悪玉菌”は不規則な生活や偏った食事、ストレスなどが原因で増えてしまいます。健康な腸内では“善玉菌”が他の菌よりも活発になり、乳酸や酢酸を発生させて腸内を酸性化することによって“悪玉菌”が増えることを抑えます。 “善玉菌”が腸内に多いと、免疫力が向上し、食中毒菌や病原菌感染の予防にもつながります。さらに、血清コレステロールを下げる効果もあるのです。 詳しく「菌活」で得られるうれしい効果を見てみましょう。
ダイエット効果
便秘は腹痛や嘔吐(おうと)の原因にもなりかねませんが、 腸内に“善玉菌”が増えると、便通が改善します。便は1日約300グラムの排便量が理想的とされているので、毎日便がストレスなく出ることでダイエット効果があるのです。そもそも便は80%が水分、20%の3分の1が食べかす、3分の1が生きた腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜です。生きた腸内細菌が見ることのできる便は健康のバロメーターです。匂いも臭くなく、黄色から黄色がかった茶色の、柔らかいバナナ状であればよい状況で、匂いが臭かったり、色が黒かったりすれば腸内環境が悪くなっている証拠となります。
美肌効果
「腸は肌を映す鏡」ともいわれるように、腸内環境は肌に大きく影響します。肌荒れだけではなく、ニキビやたるみなどの肌のトラブルや、口臭、体臭、などの臭いのトラブルの改善にもつながります。それだけではなく、抗酸化作用がアンチエイジングにも効果があります。「菌活」は女性が美しくなることを期待させてくれるのです。
免疫力向上
「疫(病)から免れる力」という意味の免疫力は、一度病気になったら身体にその病気に対する抵抗ができる生体反応のことをいいます。腸は食べ物を消化、吸収する器官です。しかし、 外から体内に入るのは必ずしも安全なものだけではなく、ウイルスや病原菌も侵入するため、腸の壁には身体の7割もの免疫細胞が集中していて身体を守っています。それだけではなく小腸は、有害物質を学習し訓練することも近年明らかになってきました。腸を健康にすることで身体全体の健康にも大きな影響を与えます。
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40代前半の主婦です。家族は夫と長男5歳、次男2歳、三男0歳です。男の子に囲まれて騒がしくも楽しい毎日を過ごしています。出産前は旅行会社に勤務していました。教壇に立ったことはありませんが、中学、高校の国語教師の資格をもっています。子育ては周りに助けられながら、なんとか成り立っています。成績が良くなくても、健康で自分の好きなことに自信を持って取り組める子に育ってくれればいいなと思っています。
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