わが子には幼児期のうちに、しっかりとした生活リズムを身につけさせたいものです。しかし、夜なかなか寝てくれないことも多く、困ってしまうママも多いことでしょう。
3歳までの生活習慣の乱れは思春期まで影響することもあるため、少しずつ工夫して家族みんなの生活習慣を整えることが大切です。
そこで、3歳児の生活リズムの乱れを改善するための対処法を四つご紹介します。ぜひ「早寝、早起き、朝ごはん」の習慣を身につけて、子供の脳をイキイキさせましょう。
1.朝は決まった時間に起こし、太陽の光を浴びよう
3歳児の生活リズムの乱れでママが困ってしまうのは、夜になかなか寝てくれないというケースです。早く寝かせたいと思っても、寝室で遊んでしまって寝付いてくれない子供は多いのではないでしょうか。
この時期に夜更かしの習慣がつくと自律神経が乱れてしまい、イライラして思考力が身につかず、思春期まで悪影響を及ぼすと言われています。そうならないため、夜に寝て朝になったら起きる生活リズムを身につけさせる第一歩は、前日何時に寝ても朝は決まった時間に起こすことです。
なるべく朝は7時までに起こして、太陽の光を浴びさせるようにしましょう。寝室のカーテンを開けて部屋を明るくするだけでも効果的です。目から朝の光を取り入れると、その刺激で体内時計がリセットされて体を活動モードに切り替えることができます。
いつもより30分早起きするだけでも夜は早く眠くなるものです。ママにとっても忙しい朝は少しでも長く寝ていてほしいと思うかもしれませんが、早く起きて早く寝てくれると夜にゆっくり自分の時間をとることも可能です。子供のためにも自分のためにも、まずは30分早く起こすことからスタートしてみましょう。
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2.朝食をしっかり食べさせて体を活動モードに!
幼児の体内時計をより活発に動かすためには、朝食をしっかりとることも大切です。起きてすぐだと体が動きにくいものですが、エネルギーを補給してあげることでスムーズに体を活動モードに切り替えることができます。
人間は寝ている間は体温が低く保たれているため、そのまま活動を始めようとしてもうまく体を動かすことができません。そこで朝食を食べて体温を上げると、その日1日を活動しやすい状態に整えることができます。
ご飯やパンの炭水化物や果物の糖分など、すぐにエネルギーに変換しやすい栄養を積極的にとるといいでしょう。脳へのエネルギー補給になり、集中力や思考力アップにも効果的です。
特に幼児期は食事の栄養をためこむことができないため、1回の食事がとても重要です。朝食を抜くと1日に必要なエネルギー量の3分の1を失うことになり、成長に必要な栄養が不足してしまいます。
3歳児にしっかり朝食を食べさせるためには、朝起きる時にお腹をすかせるようにすることがコツです。夕食を遅い時間にとらない、夜におやつを食べさせないなど、場合によっては食習慣を見直す必要もあります。
もしもママが朝は忙しい場合は、ヨーグルトや菓子パンなど何か1品だけでも食べる習慣を身につけさせることからスタートしましょう。単品の朝食が習慣になってきたら、パンとトマト、スープなど足りない栄養を少しずつプラスしていってください。
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