体質で遺伝するものはどんなこと?
親の体質が子どもに遺伝することもよくあります。妊娠中のママなら一番気がかりなことで、遺伝しなければいいのにと願うところですよね。おそらくパパやママもご自身の親からなにか引き継がれたものがあるはずです。では一体どんなものがあるのでしょうか。容姿の遺伝以上に気になりますね。
アレルギー体質は遺伝の可能性大
アレルギー体質には、花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどはいろいろな種類があります。パパやママがアレルギー体質なら子どもにも遺伝する可能性がありますので、あらかじめ血液検査でなにに対してアレルギー反応があるのかを調べておくと、子どもが発症した時に治療をスムーズに行うことができますよ。また、現在の環境ではアレルギーが発症しやすいので、できるだけ防ぐよう生活習慣を整える必要があります。
視力低下などの眼疾患も遺伝します
一昔前に比べて、眼鏡をかけている子どもをよく見かけますが、原因はテレビやスマホの見過ぎやゲームのし過ぎが考えられます。また、塾やおけいこ事に追われて忙しすぎることからのストレスも考えられますね。そのため、近視の子どもが多くなるのです。両親のどちらかが近視だと、早かれ遅かれ子どもも近視になる可能性は高くなります。近視の場合は、視力回復トレーニングを行う方法がありますが、継続が難しくやめると回復した視力は元の悪い状態になり、医療機関を受診すれば眼鏡を勧められますよ。
三大疾病などの生活習慣病はたいてい遺伝します
がんや心筋梗塞、脳卒中などの恐ろしい生活習慣病は遺伝する可能性が高いです。『がんの家系』『脳卒中の家系』のような言葉に聞き覚えがありますよね。しかし、恐れることはありません。現代医学では治すことができますし、このような病気を防ぐ食品や健康法などがありますので、生活の中で気をつけていれば未然に防ぐことはできます。
おわりに
いかがでしたか?産まれてくる子どもに理想的な部分が遺伝すればよいのですが、望んでいないことが遺伝するかもしれません。しかし、今後生まれ育つ環境が大きく関係するので、努力次第で変えることができます。どんな箇所でもご自身に似ていればかわいいものですよ。楽しみですね。
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高校2年と小学6年の女の子の母です。パンとお菓子作りが生きがいです。
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