学童保育の先生ってどんな仕事? 資格は必要?

学童保育の先生として働くなら知ってきたいこと

先生の収入
学童保育の先生は、子どもの成長を保護者とともに感じられる魅力的な仕事です。しかし実際に働いてみると、いいことばかりとは限りません。最後に、学童保育の先生になるならば知っておきたいことと将来の可能性についてお話しします。

働き方によっては収入が低くなることもある

学童保育は、運営形態によって待遇や収入が違います。また学童保育の先生には、たくさんの雇用形態があります。アルバイトと正社員とでは、収入に大きな開きがあります。「子どもが好き」という気持ちが強くても、収入が想定外に低いと仕事に対するモチベーションに影響が出てしまうかもしれません。学童保育の先生として働く場合には、どの程度の収入と勤務時間を希望しているのかを決めておくと、自分に合った職場を探しやすくなるでしょう。

運営形態別

  • 公設公営(自治体が施設を用意し運営も行う)=約38%
  • 公設民営(自治体が施設を用意するが、運営は民間が行う)=約44%
  • 民立民営=約18%

学校と学童保育では求められることが違う

学校は、決められた時間割をこなし、子どもに学力をつけさせることが求められる場所です。しかし、学童保育は「子どもがゆったりと落ち着ける場所」であることが求められます。学童保育の先生になると、学校の先生と同じように「子どもを教育しなければならない」と思ってしまうかもしれません。しかし、学童保育の先生は「親の代わりに子どもを見守る」に近い存在でしょう。

子ども関連の法律は過渡期! 法改正は要チェック

子ども関連の法律は、ここ数年で大きく変化しています。子ども関連の法律が変化すると、学童保育に関する法律も同時に変わることが多いのです。学童保育に関する法律は、1997年に第二種社会福祉事業に規定され、2007年に放課後児童クラブガイドラインができました。2015年には地域子ども子育て支援事業のひとつになり、ガイドラインは運営指針に変わったのです。共稼ぎ世帯が増え続ける中で、学童保育を必要とする子どもの数は、どんどん増えていくでしょう。学童保育で働く人の資格や条件も、今後変化するかもしれません。

おわりに

学童保育の先生は、保育士や教師のようにはっきりとした名前すらない仕事でした。しかし、学校が終わり、保護者が帰ってくるまで子どもを預かる学童保育の先生は「もう一人の保護者」といっても過言ではない大切な仕事ではないでしょうか。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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