将来のために国家資格がほしい！働きながらとれるおすすめの国家資格

漠然と将来への不安をもちながら毎日働いているパパやママのみなさま、「何か行動を起こしたい」とお思いなら、国家資格をとってみてはいかがでしょうか。働きながらでも十分合格が狙え、かつ将来きっと役に立つ、おすすめの国家資格をご紹介いたします。ご自分の目的や興味、スキルに合った国家資格取得を目指すのがポイントです。

自分のパソコンスキルを高める！

デスクワーク系のお仕事をしているなら、毎日パソコンで業務をこなしている方が多いかと思います。そのような方には、パソコンスキルをアップさせる資格がおすすめです。現在のお仕事の幅が広がり、今後のキャリアアップにもつながります。

IT系の入門資格「ITパスポート試験」

最近ではIT系の国家資格も多数存在します。その入門ともいえるのが「ITパスポート試験」です。以前は「初級シスアド」という名称だったので、そちらの方がなじみ深い方もいらっしゃるかもしれませんね。技術というよりは、ITリテラシーなどの基本的な知識を身につけられる試験だといえます。どのような職種であっても、パソコンを使う職場であれば知識を生かす機会も多いかと思います。IT技術者として、より専門的知識が必要な場合は「基本情報技術者試験」もおすすめです。

受験資格	誰でも可
試験日程	春期／秋期
受験料	5,700円
合格率	約50％
公式サイト	パスITパスポート試験

ウェブ系唯一「ウェブデザイン技能検定」

ウェブデザインに関する検定試験は数多くありますが、国家資格となると「ウェブデザイン技能検定」のみとなります。3級であれば誰でも受検することができますので、これから勉強をする人でも十分合格を狙える資格です。本職のウェブデザイナーを目指す方はもちろん、会社のウェブ担当になった、副業や独立を検討中など、さまざまな目標をもった方が目指す資格試験です。3級の合格で2級の受験資格を得ることができ、さらに実務経験を積むことで1級の受験資格が得られます。

受験資格	＜3級＞ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者
試験日程	年4回（1級は2回）
受験料（3級）	＜学科＞5,000円＜実技＞35歳以上：5,000円　35歳未満：3,000円
合格率	約60～70％（3級）
公式サイト	ウェブデザイン技能検定

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将来的に転職を考えている場合は…

現在の職業から他の業界への転職を考えている場合は、その職業に特化した資格を取得することもおすすめです。不動産業界と金融業界は一見敷居が高そうですが、これから紹介する資格はどちらも難しい受験資格を必要としないものですので、しっかり勉強すれば誰でも合格するチャンスがあります。

不動産業界必須「宅地建物取引士」

住まいを探す際にお世話になる「不動産屋」。不動産に関する契約締結のときに発生する、重要事項説明は「宅地建物取引士」の資格をもつ人にしかできません。そのため、不動産屋で働く人にとっては必要不可欠な資格であるといえます。転職を考えている場合は「宅地建物取引士」の資格を前もってとっておくと、採用への近道となります。また、転職予定がない場合でも、不動産の知識を身につけておくと、自らの物件探しのときには必ず役に立つでしょう。

受験資格	誰でも可
試験日程	毎年1回、10月の第3日曜日
受験料	7,000円
合格率	約15～18％
公式サイト	不動産適正取引推進機構

金融系「ファイナンシャル・プランニング技能検定」

クライアントの資産状況から、貯蓄や投資などの相談をうけ、計画を立てるなどの業務をする「ファイナンシャルプランナー」の国家資格が「ファイナンシャル・プランニング技能検定」です。1級から3級まであり、1級と2級は実務経験などの受験資格が必要となりますが、3級の受験資格は「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」となっているので、転職をする目標をもっている人にも受験資格は十分にあります。自分の資産運用などにも役立つ資格ですので、知識としてもつだけでも有意義な資格といえるでしょう。

受験資格	＜3級＞ FP業務に従事している者または従事しようとしている者
試験日程	年3回
受験料（3級）	＜学科＞3,000円＜実技＞6,000円
合格率	約70～80％（3級）
公式サイト	金融財政事情研究会