鶏胸肉の節約おかずはお弁当にもピッタリ
鶏肉は、鶏唐揚げ、鶏の照り焼きなどお弁当のおかずに使われますね。鶏肉は冷めてもおいしいからです。鶏モモ肉もいいのですが、鶏胸肉を使うとお弁当のおかずも節約できますよ。鶏肉が冷めてもおいしい理由を見ていきましょう。
鶏肉の脂は口の中で溶けて滑らか
肉のジューシーさや滑らかな口当たりには、脂肪が溶ける温度が関係しています。肉の脂は、種類によって溶ける温度が異なり、鶏肉は30~32℃、牛肉は40~50℃、豚肉が33~46℃です。三つの中で鶏肉が一番低く、人間の体温ほどの温度で脂が溶けます。牛肉や豚肉は、溶ける温度が高いので、料理が冷めると滑らかさやジューシーさがなくなります。外食で、ステーキやハンバーグなど熱々の鉄板に乗せて提供されるのは、おいしさを保つためです。
冷たい料理でも鶏肉はおいしい!
牛肉や豚肉の料理を、冷蔵庫へ入れて次の日に見ると、脂が浮いて白くなっていることがありますね。その一方で、鶏肉は脂肪が多いモモ肉などを除いて、油が浮いているのをあまりみません。特に、脂肪の少ない胸肉やササミはバンバンジーやサラダチキンなど、冷たいまま食べるレシピも多いですね。それは、鶏肉は口の中で脂が溶け、冷たくても滑らかな口当たりだからです。そのため、冷まして食べるお弁当のおかずに適していますよ。
おわりに
鶏胸肉は、ボリュームがあり節約料理の強い味方です。ちょっとした下処理のコツでジューシーに仕上がります。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにも助かりますよ。鶏胸肉のレシピを試してみてくださいね。
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30代後半。夫、5歳の息子の3人家族。管理栄養士。食べ物が好きで、美味しいものには目がありません。「ごはんまだ?」の声を聞きながら、毎日ドタバタして過ごしています。好きな言葉は、時短、節約、シンプルです。
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