完全母乳だけが全てじゃない母乳育児の継続
完全母乳の前に立ちはだかる壁が想像以上に高いとき、頑張って壁を乗り越えるのも素晴らしいですが、それでママが疲弊してしまっては大変です。保育園ではミルクと割り切ることで、楽に母乳育児が続けられる場合もあります。
夜間授乳で母乳育児を継続する方法
完全母乳を続けたいけど、状況的に無理。保育園ではミルクでいいけれど、一緒にいるときは母乳をあげたい。そんなママにオススメなのは、夜間授乳。保育園に行く直前に飲ませて、お迎え後は通常どおり授乳、休日は昼間も授乳します。この方法なら無理なく母乳育児を続けられます。ただし、1日を通してあげた休日の翌日は胸が張りやすいので気を付けましょう。
おっぱいが張ってきた!対処法あれこれ
夜間授乳の開始当初は、昼間も胸が張ります。その様なときは圧抜きをし、それでも張りが取れないようなら少し搾乳をします。放っておくと乳腺炎になりかねないので、我慢をしないで対処しましょう。通常1週間程度で昼間はあまり張らなくなってきますが、母乳が止まってしまうのではと心配な場合は、昼休みの5分間だけでも搾乳するようにすれば大丈夫です。
赤ちゃんにおっぱい拒否をされないために
これまで、おっぱい直飲みだけで育ってきた赤ちゃんは哺乳瓶を受け付けない場合があります。それを無理に哺乳瓶に切り替えると今度は直飲みをしてくれなくなることも!コップやスプーンで飲める月齢の赤ちゃんは無理に哺乳瓶にこだわらなくても大丈夫。ミルクや母乳の授乳の方法を保育園とよく相談して、母乳育児を続けていく上でより良い方法を探すことが大切です。
おわりに
つい最近まで「保育園ではミルク」が当たり前の世の中でした。一部の先進的な企業を除いては、復帰したママの母乳育児について理解がないことも多いでしょう。けれど、「前例がない」の壁の前で立ち止まっては何も変わりません。未来のママと子どもたちのためにも、諦めず、良い「前例」をつくっていきましょう。
ピックアップ
7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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