働くママの1日はとにかく忙しいですよね。特に子どものお迎えから寝かしつけまでは息つく暇もないほどです。本当は和やかに食卓を囲みゆっくりと子どもとの会話を楽しみたいと思っていても、その願いはなかなかかないません。けれど、夕食の献立を工夫することで調理時間を短くできたら、少しでもゆったりとした時間を手に入れることができるのではないでしょうか?ここでは、ゆったり時間を手に入れるための献立の決め手をいくつかご紹介します。
夕食のメニューはいつまでに考える?
サザエさんのような世界では、夕飯の買い物を当日にするのは日常のこと。けれど働くママたちが、子どものお迎えに行ってから買い物に行ってメニューを決めていたのでは、買い物にも調理にも時間がかかってしまいます。ではいつメニューを決めるのが効率的なのでしょうか?
一週間の食材を週末に~まとめ買いのポイント
働くママの中には買い物は「週末にまとめて」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?その中には、献立は特に決めず、取りあえずお買い得なものを買うという方もいらっしゃるでしょう。
そのときに、ただ何となくお買い得なものを買うのではなく、次週の夕食のメインを考えながら食材を選んでいきます。そこまで細かく決めるのは面倒!という場合には、肉がメインの日は何日、魚がメインの日は何日と日数だけ決めて、あとは、その日数分のメインの食材を探すだけでもOKです。
買ったものを保存する~仕訳のポイント
日数分のメイン食材を手に入れたなら、次はそれをどう振り分けるかです。まとめ買いの場合、多くの食材を冷凍保存することになるでしょう。けれど、賞味期限内に使えるのなら全てを冷凍にする必要はありません。
いくら電子レンジが発達していても、解凍には時間がかかってしまいます。どの食材をどの日に使うかを決め、週のはじめに使う食材は冷蔵庫に、そのままでは賞味期限が間に合わない食材は冷凍庫で保管してください。
献立の決定は前日までに~時短調理のポイント
明日使うメイン食材は決まっています。けれど、それをどう調理するかは決まっていません。それでは、いつまでに決めるべきでしょうか?時短調理のポイントの一つに「下ごしらえをしっかりと済ませておく」ということが挙げられます。
後は煮るだけ、焼くだけ、切るだけ、盛りつけるだけ・・・もちろん、おいしさのことも考えながらできる限りの部分を前日に済ませてしまうと、当日、とても簡単に調理することができます。
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主菜・副菜~時短のためにできること
時間がなくとも、せめてそろえたい一汁二菜。その中で、最も献立に迷い、調理時間がかかるのが主菜ではないでしょうか?けれど、それも下ごしらえの工夫次第で調理時間を短縮することができます。ここではメインディッシュの時短技をいくつかご紹介します。
後は焼くだけ~時短になる冷凍保存
買ってきた肉を冷凍保存するとき、どのように保存していますか?お店のトレーから出して、ラップや保存袋で小分けにしてそのまま冷凍保存する場合が多いのではないでしょうか?
もちろんメニューによってはそのまま使う場合もあるかとは思いますが、あらかじめ味をつけてから保存袋で冷凍しておけば、解凍したあと、「あとは焼くだけ」という、とてもお手軽な方法を使うことができるようになります。また、使う調味料を変えることによって、さまざまな味を楽しむこともできます。
揚げ物を保存する~冷凍庫活用術
忙しいときに揚げ物をするのは面倒です。鍋のそばを離れるわけにもいかず、他のことと同時進行が難しいからです。その面倒な揚げ物を、手軽に食べられる方法があります。それが、揚げ物の冷凍保存です。
例えば、週末にトンカツを揚げたとします。比較的時間のあるときに、トンカツを揚げ、それを冷凍保存することによって自家製冷凍食品の出来上がり。食べるときは、軽く解凍して、霧吹きで水を少量吹きかけ、トースターで焼くとサクサクのトンカツが出来上がります。
副菜は保存食を上手に利用しよう
メインが肉や魚なら、野菜の副菜をつけたいところです。けれど、できれば時間はかけたくないところ。そんなとき、常備菜を冷蔵庫にストックしておけばお皿に盛りつけるだけで完成。お弁当を作るときも大活躍すること間違いなしです!
レシピを検索すれば、冷蔵、冷凍で日持ちするさまざまな常備菜をみつけることができます。休日に食事の支度をするときに、二品、三品多めに作っておけば、メインに合わせて組み合わせができてワンパターン化も防げます。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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