つわりの症状として、妊娠前と食べものの好みが変わったと感じる妊婦さんは多いです。食べつわりや吐きつわり、動けなくなってしまうくらい重いつわりもあり、それぞれの場合で特殊な好みの変化があります。
つわりのときの食べものはこれといった王道はなく、食べたいときに食べたいものを食べると考えられています。これなら食べられるというラッキーメニューがあれば、つわりのときでもだいぶ過ごしやすくなります。ここではつわりのときに人気がある食品と症状を軽減させる食品、それらを使ったメニューを6種類ご紹介します。
つわりの症状別!人気の食べものをご紹介
妊娠中にはハマる食べものがでてくる人が多いといいますが、吐きやすい食べものや栄養が偏ることを考えて、食べられるものの中から意識的に特定の食品を選んでいる場合もあります。
吐きつわりの場合
吐きつわりの人は食べるだけでも苦しく、食べる量が激減する特徴があります。このときに食べられている人気の食品はあっさりしたものが多く、トマトや果物、お茶漬けなどがあげられます。トマトは単体で食べられる手軽さと酸味がよいとされており、もっとも人気がある食品です。果物は果糖が多いためとり過ぎはよくないとされていますが、栄養価が高く水分も一緒にとる食べものとして人気です。しかし、好みもはっきりわかれることが多く、酸味がよい人にはオレンジやグレープフルーツ、苦手な人はリンゴやスイカ、桃などを食べるとよいでしょう。
また、つわりの時期はご飯が食べられなくなる人も多いですが、お茶漬けにすることでご飯の匂いが消えて食べやすくなります。
症状が重い場合
症状が重く、食べものを受けつけることが難しい人は炭酸水を飲んでゲップをすると症状が和らぐといわれています。海外でも好まれる傾向があり、水を飲んでも吐いてしまうという人は試してみるといいでしょう。
食べつわりの場合
食べつわりの場合、多くの人が油物を好きになったといわれています。唐揚げやフライドポテト、ポテトチップスなど、つわりのイメージとは程遠い食べものが好まれています。ファストフードは自分で調理しなくてもよく、味が単純で食べやすいというメリットがありますが、食べ過ぎると体重が増加しすぎてしまったり、食後に胸焼けを感じたりすることもあります。つわりが軽くなってきたら控え、一度に大量に食べ過ぎないなど自分の体と相談することが大切です。さらに、サンドイッチやパンにハマった人も多く、卵やツナ、マヨネーズが入ったこってりとしたもの、メロンパンやぶどうパンなど生地がボソボソしたものを好んで食べられる方もいらっしゃいます。
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トマトソースの冷やしそうめん
まずは人気食材であるトマトを使ったそうめんレシピです。のどごしがよく冷たいそうめんはつわりのときでも食べやすい食品です。トマトの他にも食べられる野菜をプラスしたり、麺をうどんやパスタに変えたりしてもいいでしょう。市販のトマトソースを使うことで手間もかからず、必要な栄養をたっぷりとることができます。さらにさっぱりさせたい人はめんつゆを使い、トマトや大葉、ツナをトッピングするなどアレンジも楽しむことができます。
材料
作り方
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コールスローサラダ
コールスローサラダのレシピをご紹介します。野菜を切ってあえるだけの手軽さと、作りおきができるため少量をこまめに食べることができます。好みでコーンやアボカドをプラスしたり、さらにさっぱりしたいときはレモン汁を入れたりするといいでしょう。
材料
作り方
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バナナスムージー
どうしても食事が喉を通らない人にスムージーのレシピをご紹介します。バナナは食物繊維が豊富でお通じがよくなる効果があり、ヨーグルトの酸味で後味もさっぱりしています。好みで野菜や果物をプラスすることもでき、食欲がなくても手軽にビタミンを補給することができます。
材料
作り方
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29歳。A型。独身。
結婚についてよく聞かれるお年ごろ。専門知識に目がなく、探しものやコラムを書くのが好き。女性が安心して生活を送れるよう食品に含まれている添加物や成分について研究中。「食」に関する記事の執筆を主に担当。
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