小さい子どものけがはどうなる?
風邪や熱などの症状の場合は先述した通りですが、ではけがをしてしまった場合はどうなのでしょうか?大人とは体つきが違いすぎるのに、同じ外科や整形外科を受診しても問題ないのか、意外とご存じないお母さまも多いので、こちらを参考にしてください。
小児科はけがを専門としていない
子どもだから病気もけがも小児科、ではないのです。新生児の重大なけが等であれば、他の診療科と共に診ることがありますが、小児科はいうならば「子ども専用の内科」であり、けがを治すことは専門としていません。けがをしたお子さんをかかりつけの小児科へ連れて行っても、外傷は小児科では対応しきれないケースが多いため注意が必要です。
重大なけがであれば小児外科ですが・・・
小児外科という科がありますが、ここを受診すれば良いかと思えば、答えはNGです。こちらは小児の大きな病気や重症外傷の「手術」を専門とする診療科です。基本的に大きな総合病院に入っており、重症の場合にこちらに運ばれるケースがあります。お子さんの一般的な軽めのけがは、小児外科を受診するほどではないでしょう。
お子さんがけがをしたら、病院は大人と同じでOK
けがをした場合は、大人・子どもにかかわらず、どこをけがしたかによって診療科を判断します。外傷であれば外科や形成外科、頭をぶつけた場合は脳神経外科など、状況によって異なりますが、大きなけがである場合は迷わず救急車を呼ぶという判断が良さそうです。迷った場合はちかくの総合病院に電話をするのも良いでしょう。
おわりに
いかがでしたか?病気の場合は15歳を目安に小児科・内科を選択し、けがの場合は大人も子どもも関係なしです。大切な大切なお子さんが病気をするとついつい慌ててしまうこともあると思いますが、病院にあらかじめ電話で指示を仰ぐと安心できると思いますので、まずはそうしてみてくださいね。
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お酒が好きですが育児もがんばっています。
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