診療費無料に?産後うつへの健診費助成が増額される理由と助成の受け方

「産後うつ」健診費助成を受けるためには?

診察を受ける女性
産後うつ健診の健診費助成を受けるためには、期間内に検診を受ける必要があります。あらかじめ定められているので、病院で申告して自主的に受けましょう。今後は、施設によって義務化されていくことが予想されます。

どんな人が受診?いつ受診するべきか?

「うつ」状態というのは、本人が自覚するまでに時間がかかることがあります。産後の場合は、産後2カ月目までに発症することが多いと言われており、特に産後2週間目のリスクが高いようです。しかし、育児疲れからうつに移行することも多く、これ以外の期間でもリスクは高いのが現状です。育児や自分に自信がない、子どもをかわいいと思えないなどを考えるようになったら、受診をすることが大切です。

健診費助成を受けるためにはどうするの?

産後うつの健診費助成を受けるには、助成が使える期間内での受診が必要です。国では、産後2週間、1カ月の2回と定めており、基本的には出産した施設で受けることが多くなります。ただ、出産した病院に限らず、他の施設での健診も助成の対象です。今後は、施設によって母親のうつ健診義務化が導入されていくことが予想されます。

子育てがつらくなったら誰でもいい!相談しよう!

  • 子どもにつらくあたる
  • 手をあげることがある
  • 子育てに自信がない
  • 子どもをかわいいと思えない
  • 育児放棄
  • 食欲減退
  • 不眠
  • 常に不安に襲われている

このような不安を抱えていませんか?誰かに相談しましたか?家族・周囲の人に相談できない場合は、自治体の保健センター・保健師・子育てセンターで相談しましょう。また、無料の悩み電話相談などを利用するのもおすすめです。そしてできるだけ早く病院を受診することが大切です。

おわりに

出産をした女性にとって「産後うつ」は、とても発症しやすいものです。2017年の産後うつ健診費助成をきっかけに、制度を上手に利用しましょう。そうすることで、より子育てをしやすい環境をつくっていけるはずです。他人の力を借りることは消して恥ずかしいことではありません。手遅れになる前に利用してください!

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