ワンオペが確定した時点で早めの対策を
子どものためなると限界を超えてがんばれてしまうというママは多いです。旦那さんは単身赴任で仕事をがんばってくれているのだから、ママが育児をがんばらねば!と過酷なワンオペ育児を続けているケースもたくさんあることでしょう。しかし、ワンオペ育児の過酷さを解消するために実際に何らかの行動を起こしている人は、それほど多くはないのかもしれません。
限界間近では調べる余裕さえなくなることも
出産後、育児の真っ最中に旦那さんが単身赴任になった場合、できるだけ早い時点で対策を考えて準備をすることが大切です。多くの場合、切羽詰まってから対策を考え始めます。そんな状態では、信頼できるサービスを調べる余裕すらとれない場合も少なくありません。まだ余裕があるうちに利用できそうなサービスを調べておくのがおすすめです。ファミリーサポートなど、利用するまでに登録や面接など事前の手続きが必要なものもあります。もし実際には利用しなかったとしても、いつでも利用開始できるよう先に手続きをすませておくと安心です。
自分がやらざるを得ない状況だからこそ
育児に人の手を借りるのは、ママとして怠けているように感じてしまうかもしれません。しかし別の見方をすると、借りた人の分だけ多くの人にわが子のお世話をしてもらえるということでもあります。しかも、その道のプロやベテランの力を借りることができるのです。たとえお金はかかっても、ママの笑顔や心のゆとりのため。ママが疲れ切った顔をしていては、子どもまでつらくなってしまいます。旦那さんが単身赴任、ママがやらざるを得ない状況だからこそ、積極的に助けを求めること。ワンオペ育児の「ワン」を、人の手を借りて「ツー」にも「スリー」にもしていくことが大切です。
おわりに
育児は一人でやり遂げようとすると破綻をきたしやすくなります。ワンオペ育児を乗り切るには、いかにママのやることも心も軽くできるかが大切です。上手に助けを借りながら、ゆとりをもって子どもとの毎日を楽しんでいきましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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