最近はママだけでなく、パパが育児に参加することが珍しくない世の中です。
実はパパが育児に参加することで期待できる効果はたくさん!だからこそ、子どもが生まれる前から少しずつ「パパスイッチ」をオンにする準備をしたいところです。
ここでは、パパスイッチをオンにすることで期待できる効果、そのための方法やできることを紹介していきます。
パパスイッチをオン!期待できる効果は?
パパスイッチをオンにするとは言っても、なぜその必要があるのでしょうか?その理由がわからないことには、何も始まらないかもしれません。
まず、パパスイッチをオンにすることによって期待できる効果についてまとめてみました。
ママの産後クライシスによる危機を回避
母子家庭に対して行った調査の中で、子どもが0~2歳の時期に離婚したママが3.5割弱、3~5歳では2割程度とされています。
多くの家庭で子どもが幼児期に離婚をしており、その理由が「産後クライシス」によるものとされています。
産後クライシスとは、「産後=出産後」「クライシス(crysis)=危機、局面、崩壊」による造語で、産後に夫婦の愛情が急に冷え込む状況という意味です。
パパが子育てには一切関与しないことで、「私がひとりで育児をしている」「なんで私だけ」と思い込んでしまいます。
そのため、パパに対する愛情がなくなり、離婚につながる場合があるのです。
そこで、パパが一緒に育児を行い、感謝の気持ちを忘れないことで夫婦仲も円満となります。その結果、産後クライシスの回避にもつながるでしょう。
子どもが思春期を迎えた頃に違いがある
子どもは成長にともない、思春期や反抗期がやってきます。パパに強い嫌悪感や拒絶反応を示すことも珍しくないほどで、それは大人になっても続く場合があります。
そこで、育児を通して子どもと積極的に関わりあい、信頼関係を築くことが大切です。自分をしっかり見ていてくれた、存在を近くに感じていたなど。子どもを受け止めて理解する気持ちが、心を育てることにもなるのです。
パパ自身の思考に成長が見られる
パパが子どもや育児を通すことで、周囲を見る目の広がりも期待できます。
職場で子どもがいる人や街中で子どもを連れている方への理解心を持てる、困っていることに手を貸せるような思いやりに優しさを持てる場合もあります。
または、子どもを通して社会的な問題に関心を抱き、リサーチして実際に行動をしたというパパも多くいるほどです。
これはパパスイッチがオフのパパですと、無関心で何も配慮ができない状態となることでしょう。
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パパスイッチをオンにするための方法は?
パパスイッチをオンにすることで期待できる効果がわかったところで、そのために心がける方法などはあるのでしょうか?どうしていいのかわからない方に向けて、取り入れてほしい3つの方法をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。
母親・父親学級に参加してみよう
住んでいる各市町村や病産院などの主催で、母親・父親学級が行われています。
内容や教室の名前はそれぞれ異なりますが、出産の流れや妊婦体操・呼吸法、新生児の沐浴(もくよく)指導などを学びます。
教室によっては、ママと同じ気持ちを味わってもらうためにパパにおもりを付けた服を着てもらって、妊婦体験ができるものもあるようです。
子どもが生まれてくるまでにはさまざまなことがあり、それは生まれてからも続きます。
教室や参加した際にもらう冊子に目を通すことで、パパスイッチも少しずつオンに向かうのではないでしょうか。
できる範囲でママのサポートを心がける
「慣れない育児に家事もしなければならない」では、ママも逃げ場がありません。イライラしてパパに当たる場面も出てくることでしょう。
そこでパパが感情的になってはいけません。仕事とのバランスを考えた上で、育児や家事をサポートしてください。
ミルクを飲ませたり沐浴(もくよく)をパパが行ったり、おむつ替えや夜の寝かしつけ。他にもゴミ出しや簡単な食事の準備などと、パパにもできることがあります。
継続することで育児や家事のサポートがライフスタイルの一部となり、パパスイッチはオンの状態となるでしょう。
育児中のパパと交流をするのも方法のひとつ
ママは育児の悩みや相談をする相手にママ友や実の母親などがいますが、パパはなかなかそういかないもの。
そこで、パパサークルやイベントなどに参加してみることです。パパ同士だからわかり合える悩み相談や情報交換をしてみるのもいいでしょう。悩んでいるのは自分だけじゃない!そう思えることがあるはずです。
パパスイッチをオンにするために、誰かの力を頼ってみるのも方法です。
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家族構成 長女12歳です。職歴は大手金融機関に勤務。資格はTOEIC950点、英検1級、FP2級を持っています。
子育てポリシーは「個性をのばす」です。
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