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陣痛タクシーのメリット
最大のメリットは、精神的なお守りになることではないでしょうか。もしも、自宅に1人でいる時に突然陣痛がやって来てしまったら、パニックになることもあるでしょう。そのような場合でも、事前に必要な情報をすべて登録しているため、電話1本かければ大丈夫という大きな安心感を得ることができます。
もちろん、通常のタクシーを利用することもできますが、いざタクシーを呼ぼうと思っても乗車拒否されてしまったり、なかなか配車されず長時間待ったりする状況になってしまった妊婦さんは、意外と多いようです。
その点陣痛タクシーを利用すれば、そういった心配もなくスムーズに乗車できるため、大変心強いと言えます。また、陣痛タクシーの運転手は、あらかじめ助産師さんによるレクチャーを受けており、陣痛に苦しむ妊婦さんを安全に病院まで送り届けるノウハウを持っています。
車内で急に破水してしまうケースにも慌てず対応してもらうことができるため、通常のタクシーに乗車するよりもはるかに安心でしょう。万が一破水などで車内のシートが汚れてしまっても、クリーニング代を請求しないとしているところがほとんどです。妊婦さんに対する配慮が徹底されており、妊婦さんの強い味方であると言えるでしょう。
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陣痛タクシーを利用する際の注意点
事前登録は、遅くても出産予定日の2カ月前までに済ませておきましょう。余裕を持って登録を済ませておけば、出産予定日よりも早い、急なお産の時でも安心です。また、車内で破水してしまっても運転手が防水シートを貸してくれたり、あらかじめ装備されていたりするケースが多いようですが、マナーとしてバスタオルやレジャーシートは持参するとよいでしょう。
いくらクリーニング代不要とはいえ、もしも大量の破水によってシートを汚してしまったら気掛かりです。事前に準備しておき、タクシーに乗る際にタオルやシートを敷くようにしましょう。
なお、陣痛タクシーの運転手の役目は、あくまでも妊婦さんを無事に病院まで届けることで、医療行為をすることはできません。大量の出血が見られる場合や、すでに自宅で破水してしまい今にでも赤ちゃんが出て来てしまいそうな場合は、陣痛タクシーではなく救急車を呼ぶようにしましょう。
おわりに
今回は、陣痛タクシーのサービス内容や魅力についてご紹介しました。妊娠が発覚し、出産する病院が決まったら、忘れないうちに事前登録をしておくとよいでしょう。出産が近づいてくると、その他にも準備すべきことがたくさんあるため、早めの登録をおすすめします。
陣痛タクシーは、今や全国のタクシー会社でサービス展開をしており、探してみればきっと自宅周辺に見つかることでしょう。ネット決済やタクシー配車アプリとの連動の実現は近いとの声もあり、今後ますます利便性が高まることが期待されています。
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