離婚の連鎖を断ち切る方法
元々の気質が遺伝の影響を受けていたとしても、性格は遺伝のほかその時の環境によっても変わります。最後に子どもが幸せな結婚をするために気をつけたいことを紹介します。
親の離婚を人に話してみる
親の離婚で傷ついた心の傷が癒えていないと、自分はそうなりたくないと必要以上に完璧を求めてしまったり、自分も離婚するのではないかとビクビクしたりすることになります。そこで親の離婚を経験してどう思ったかを他人に話すなどして自分の気持ちと向き合ってみましょう。気持ちが楽になると親は親であり、自分と全く同じ人生を歩いているわけではないと思えます。そうするとより自信を持って結婚生活が続けられます。
慎重に結婚相手を選ぶ
世の中にはいろいろなカップルがいます。まず自分がどんな結婚生活が一番理想なのかを考えておきましょう。寂しさや経済的な問題、直感で相手に惹かれたなどの理由で結婚してしまうと後々苦労する可能性があります。焦らず自分のことを本当に理解して受け入れてくれる人を見つけましょう。自分と共通の知り合いがいたり、トラブルが起きた時にどんな態度を取るのかわかっていたりするとより安心です。
連鎖を断ち切る意志を持つ
自分の離婚がどうしても避けられない場合には、せめて自分の子どもには離婚を経験させないよう努力をしましょう。結婚の悪いイメージや元パートナーの悪口などを子どもに聞かせるのは避けてください。度が過ぎると子どもは結婚によい印象が持てません。パートナーと信頼関係を築いていくことを軽く見たり「嫌なら離婚すればいい」と思ったりする可能性があります。何が何でも離婚してはいけないということはありませんが、二人で協力して生活していくことが大切だと理解してもらえるように努めましょう。
おわりに
離婚が遺伝するという学説もありますが、確実に証明されているわけではありません。親が離婚すると子どもも離婚する可能性が高いように感じられますが、それは環境やものの考え方、パートナーとの関係性などで変わります。心配し過ぎず自分に自信を持った結婚ができるといいですね。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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