【保育監修】子どもが障がい児だとママは働けない?障がい児の保育問題

保育記事監修者プロフィール:池田美樹 先生のイラスト 池田美樹 先生

三人の子育てをしながら平成27年保育士資格を取得し、モンテッソーリの保育園に勤務。

リトミックや全身を使ったアートで子どもたちの感性と触れ合うのが大好きです。自身の子育て経験を生かしながら、保護者の方にも寄り添った保育を目指しています。


障害児の保育
子どもが障がい児だと生活のいろいろな場面で、常に付き添いを求められることが多く、ママが子どもから離れられないという場合が多いです。しかしいろいろな工夫をして働き出しているママも出てきています。この記事では障がい児が親と離れることができない現状や、子どもを集団生活させることの難しさに加え、障がい児の親が働くための方法などを紹介します。

障がい児の生活に親は欠かせない

自宅で育児
施設に入所してしまえば親から離れることができますが、自宅で生活している障がい児の場合は、親がそばにいる状況が当たり前と思われていることも多いです。

自宅で過ごす子どもも多い

障がいのある子どもは自宅でリハビリなどを行うため家から一歩も出ないという場合があります。決められた時間にヘルパーやリハビリの担当者が来てくれるので、保護者が受け入れ担当として家に残っていなければなりません。

障がい児の日中の居場所

障がいのある子どもが通う施設としては、できるだけ自立して日常生活がおくれるよう指導や訓練を行う福祉型児童発達支援センターや、手や足、体幹などに障がいのある子どもに福祉的なケアに加え治療も行う医療型児童発達支援センターがあります。バス通園ができ、完全に子どもだけで通える施設もありますが、療育は親も子も生活の仕方などを学ぶ場のため、親の付き添いが求められる場合があります。
また、障がいの程度により一般の保育園に通う方法もありますが、その場合保育士の加配が必要になるでしょう。調整がつけば対応してもらえますが、保育士不足で難しいのが現状です。そして一般の保育園の場合療育等は行いません。

障がい児は医療的なケアが必要になることがある

障がい児は大きく知的障がい児と身体障がい児に分かれます。昨今は新生児医療が発達し、超未熟児で生まれた子どもも成長できるようになってきました。そのため障がい児の中には酸素吸入など特殊な医療機器を使いながら生活している医療ケア児が多いです。特殊な機器を扱うため、知識のある人の支援が必要です。

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障がい児を集団生活させる際の課題

近くの保育園
障がいのある子どもでも普通の子どもと同じように育てたいと思う親の気持ちはごく一般的なものです。しかし受け入れる側にとっては負担が大きく、思い通りにいかないことも多いようです。

子ども同士の関わりが不足する

障がいを持っている子どもでも一般の子どもと同じように人と関わりながら心を育てていくことが大切です。特に家にいてばかりで接する人が親や療育の担当者だけという状態が続くと、子どもは何かやりたいことがあった場合言えば誰かがやってくれるという発想になってしまいがちです。また子ども同士の接触がないとお友達もできず寂しい思いをさせてしまいます。

医療ケア児は受け入れ側も慎重になりがち

医療ケア児は人工呼吸器をつけていて口や鼻からたんの吸引が必要な場合や、自分で食事が取れず胃ろうなど口以外の場所から経管栄養と呼ばれる食事を与えなければならないなど特別なサポートが必要です。命に直接関わる対応のため、これを行うには看護師などの専門職か親や介護士など必要な研修を納めた人でなければなりません。

医師が認めても学校や保育施設側で受け入れにくい

障がい児は抵抗力が弱く病気や感染、けがなどのリスクに備えなければならなりません。もし何かあった場合重症化しやすいため、子どもの安全を守る意味でも保育施設側は障がい児の受け入れを慎重に判断します。仮に医師が「体調が落ち着いているので集団生活できる」と判断しても、保育園側の知識や経験が不足している、人員不足などの理由で難色を示す所が多いでしょう。

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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!

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