発達障害のわが子の将来が心配…向いている職業、向いてない職業は?

発達障害児の将来
生まれてきてくれた大切なわが子。その子が発達障害の疑いがあると分かったら、「これからこの子はどうなるのだろうか?」と将来が不安で仕方ありませんよね。ですが、発達障害の子どもには、その子にしかない長所もあるのです。ここでは、発達障害の特徴から、その特徴を持つ人に向いている職業と向いていない職業について、ご紹介します。

発達障害の特徴ってなに?短所は?

子どもたちの個性
発達障害には、大きく分けて広汎性発達障害、学習障害、注意欠如・多動性障害の三つがあります。発達障害のある子は、人とは違う考え方を持っていたり、特技と苦手なものの差が極端だったりする特徴がありますが、その症状はさまざまです。将来、向いている職業を知るためには、それぞれがどのような特徴を持っているのかを、正しく理解することが必要になります。まずは、発達障害の短所を見ていきましょう。

広汎性発達障害の短所とはどういうもの?

広汎性発達障害の子どもの短所は、人とコミュニケーションを取るのが苦手だということです。なかなか友達ができなかったり、自分の考えていることをうまく相手に伝えることができなかったりします。また、周りから見ればどうでも良いと思われるような事柄に強いこだわりを持ったり、極端な環境の変化にすぐに適応できなかったりという特徴があるとされています。これらのことが、コミュニケーションの不得意さに拍車をかけてしまうことが多くあるのです。

学習障害の短所を知っておこう

学習障害の子どもは、基本的な知能の発達には障害を持っていないにも関わらず、ある特定の分野(例えば、読むことや書くこと、聞くことや計算することなど)だけが極端に適応できないという特徴を持っています。多くの人にとっては難しくない事柄を実行するのが大変なため、周りから「頑張っていない」と勘違いされ、怒られることでどんどんモチベーションが下がってしまうこともあり得ます。それにより、悪循環を引き起こすことも多いといわれています。

注意欠如・多動性障害の短所とは

注意欠如・多動性障害を持つ子どもは、人よりも極端に落ち着きがない言動を取るといわれています。発達障害でなくても落ち着きがない人はいますし、「子どもなんてみんなそうでしょ?」と思われるかもしれませんが、この子どもたちは、普通に日々の生活を送るのに支障があるほどなのです。注意力がなく、何度言っても同じ間違いを起こしたりします。物理的にじっとしているのが苦手なことも、注意欠如・多動性障害によく見られる特徴です。

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発達障害の長所は短所に勝ることもある

短所に勝る長所
発達障害の短所の理解は、できたでしょうか?このように改めて確認すると、将来が心配になってしまう親御さんもいるかもしれません。ですが、短所があるということは長所もあるということです。しかも、発達障害の場合は、短所と比べものにならないほどの長所を秘めていることも多いといわれています。長所をさらに伸ばすための方法も含めて、ご紹介しましょう。

広汎性発達障害の長所とはどんなもの?

広汎性発達障害の子どもは、こだわりの強い場合が多いので、気に入ったものを見つけたときには、それをとても大切にします。つまり、人に対しても、事柄に対しても、とてもいちずなのです。また、自分の興味がある物事に対しては、信じられないほどの集中力を発揮します。周囲の人間がこの特徴を理解して、本人が興味のあることに没頭できる環境を作ってあげれば、その能力をどんどん伸ばせる可能性があります。

学習障害の長所を知っておくことも重要

学習障害の子どもは、誰にでもできるように思われることができない一方、別のことにおいては秀でていることも多いものです。例えば、文章をうまく読めない子どもがいるとします。ですが、その子は、人よりも暗算が得意だったりするのです。何もできないと決めつけずに、できることを褒めてあげると、楽しく取り組みます。本人がなにを苦手としていて、逆になにが得意なのかをしっかり見極めて導いてあげることで、個性を伸ばしてあげることができるでしょう。

注意欠如・多動性障害の長所とは

注意欠如・多動性障害の子どもは、とても活動的で好奇心旺盛です。先入観やひとつのことにとらわれず、エネルギッシュにたくさんの物事に取り組みます。このような子どもたちの言動は、絶対に押さえつけてはいけません。無理に制限をかけるのではなく、思う存分能力を発揮できるようにしてあげること、本人の好奇心のままにやりたいことを自由にやらせてあげることが大切です。そうすることで、誰にもまねできないパフォーマンスを発揮することができるようになるかもしれません。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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